「消費税は預かり金」に固執する市長に呆然!支払い義務は業者にあり、消費者にはないことを理解せず!

19日、松浦会長はじめ三役4名は毎年恒例の木山庄原市長へ申し入れを行い、
矢吹副市長、足羽商工観光課長が同席して懇談しました。

・申し入れは

①住宅リフォーム助成予算の増額と複数回の利用を可能に

②小規模企業振興基本条例の制定と市政に反映させること

③国民健康保険税の均等割りを歳18以下の被扶養者を減免する

④「インボイス」制度廃止の働きかけ

⑤小規模経営者事業継承・発展を図る施策を充実させる。後継者育成の具体策を策定する

⑥鳥獣被害軽減のため住民の意識改革を図る対策をする

⑦新型コロナのワクチン接種を希望する住民が無料で行えるよう国に要望し、検査PCRを無料で受けられる検査場を設けるの7項目です。

時間が30分と限られ、内容は昨年と同じものが多く(前進していない証拠)、明確な回答は得られませんでした。
但し、インボイス制度に関しては知識が薄く消費税について「消費税は預り税なので業者が支払うのは当たり前」、「(実質的に)免税点がなくなっても仕方ない」とのことでした。
取引きから排除されるとか、課税業者になることを強制される事業者の切実な恐怖などは、「考え方が違う」と切り捨てられました。
項目外のジオパーク構想については前々回の提案に続いて興味を示し、自分の興味のあるものについては身を乗り出して意欲を示したのが印象的でした。

最後に、庄原市内の産業活性化に業者の意見に耳を傾け、施策対策検討の場に民商を参加させてくれと申し入れをまとめ終わりました。

(記松浦)