3・13重税反対全国統一行動 広島北集会

◎コロナ禍のもと命・くらし・営業を守れ!
◎消費税5%引き下げ!
◎社会保障の改悪・負担増反対!
広島北集会で思いを新たに重税反対!金権腐敗政治許さない!

3月12日(金)、あいにくの雨の中、安佐北区民文化センターにおいて昼1時より、『3・13重税反対全国統一行動・広島北集会』がおこなわれました。今年の集会は、全国統一行動としては52回目の開催で、重税反対の声を全国に響かせようと全国で同時期におこなっているものです。
コロナ禍が続く中、広島県の施設利用ガイドラインに沿って、検温や手指消毒など、感染防止に気を配りながらの集会でした。ガイドラインはホール全席使用可となっていましたが、用心のためと、座席の間隔も空けて、健康に不安のある方の参加は遠慮していただいてなど、お互いが気を付けながらの開催となりました。
今年も集会を前に9団体が参加する実行委員会を2回開催し、河井疑惑をただす会や3区市民連合など、私たちが現政権の問題点や政治をどう変えていくのかといった問題に関心を持てるような内容が話し合われました。その結果、集会当日は日本共産党・前衆議院議員の大平喜信さんと、立憲民主党・広島第3区総支部長のライアン真由美さんに来賓として参加していただき、また、河井疑惑について「ただす会」事務局長の山根岩男さんに特別報告していただきました。

 切実な要求と多彩な活動の報告
  税務署へインボイス中止や納税緩和を申し入れ
来賓や実行委員会団体からは、切実な要求と、要求実現へ向けた多彩なとりくみが語られました。
開会あいさつで実行委員長の竹本税対部長があいさつし、中小業者がコロナ禍を乗り切るために、消費税減税やインボイス制度の中止こそが必要と、力強く訴えました。
来賓の大平喜信前衆院議員は「コロナ禍でもつぶされてたまるかの思いで、中小業者と共に頑張ってきた。国民・中小業者が苦しい中で納めている税金を、疑惑まみれの金権政治で使われることは許されない。持続化給付金や生活困窮者への支援金など、国会で強く訴えていく」と報告しました。ライアン真由美さんは「コロナ禍で苦しんでいる若者や高齢者の相談を聞き、支援策をふやすよう訴えてきた。働く人の汗が報われる社会を築くため、みなさんと共に社会を変えるため頑張りたい」と訴えました。

実行委員会団体からは県労連の神部泰議長が「(教職員組合として)この一年、子どもたちも休校や行事中止など我慢を強いられた。子どもたちと国民が安心できる社会が実現できるよう、一緒に頑張りたい」、広島北生健会の清水貞子会長は「生活保護を必要とする人の20%しか保障を受けられていない。扶養紹介廃止など抜本的な解決を求めていきましょう」、新婦人・安佐南区委員の岡本美咲子さんは「ジェンダー平等を求め、選択的夫婦別姓など4課題にとりくんでいる。女性が自立して働ける社会を求め、共に頑張りましょう」と発言されました。
特別報告を「河井疑惑をただす会」の山根事務局長がおこない「県内で河井疑惑をこのままにして良いのかと思う多くの賛同者が集まった。受け取った側の責任も追求しなければいけない。裁判が始まるまで自白せず、起訴されていないからと議員に居座っている議員たちを、そのままにしてはいけない」と強く訴え、会場から拍手が送られました。


最後に、久村会長が広島北集会アピール文を読み上げ、参加者の拍手で採択しました。
広島北税務署では、預かった申告書を代表者が届けるとともに、「インボイス中止・軽減税率廃止を求め、民主的な税務行政の実現を求める」申し入れ書を総務課長に渡し、日を改めての交渉を約束して、行動を終えました。