安芸高田の会員に支援金入金! 「これで商売やっていける!」「仲間の大切さを感じた!」

「国の一時支援金が入金された!」と嬉しい報告が、6月末に民商に届けられました。 
一時支援金は、今年の1月から3月の緊急事態宣言による外出自粛の影響などを受けたことが条件で、今年の1月~3月の売上が前年、前々年の売上の同月比と比較して、50%以上減少している場合、最大で法人は60万円、個人事業者は30万円が支給されます。
当初、安芸高田市は対象地域外ということで、地元の商工会も含め、制度の告知や申請は皆無でした。
そこで三次民商は、一時支援金事務局に確認したところ、安芸高田市の業者も対象となることが分かり、4月末から『民商ニュース』や『支部だより』で知らせてきました。
申請期限が5月末ということで、準備や申請が間に合うか心配でしたが、これまで5人の会員が申請を行いました。その後、不備メールが来る会員もありましたが、6月末までに2名の会員に入金されています。
手記が届きましたので紹介します。

高田支部向原班 『ブティックノルド 仲肥 久美』
5月に入り、いつも届けていただく商工新聞(民商ニュース)を読んで、一時支援金のことを知り、私の店も該当するのかと思い、すぐに民商に相談しました。
対応してもらった事務局長に「私の店も支援金の対象になりますか?」と質問したところ、「おそらく対象になります」と返答があり、さっそく書類を準備することにしました。
まず5月13日に高田事務所での説明会に私を含む2名で参加し説明を受けました。
かなりの書類の準備が必要でしたが、次の日に2019年から2021年までの売上等を持っていき、確認してもらうと対象になることが分かり、さっそく私のスマホで申請することにしました。
私はスマホを一応持っているだけで申請の仕方もわからないので、教えてもらいながらまずは登録。昨年の持続化給付金と違ったのは、事前確認が必要であることでした。
事前確認機関の広島市信用組合に連絡を取り、17日に資料を持って吉田支店で確認していただきました。信用組合の方も通常業務のある中、親身になって手続きをしてくれて大変ありがたかったです。
次の日には市信用から確認終了の連絡があり、「出るか出ないか分からないけど、とりあえず申請してみましょう」と後押しされて事務局長と一緒に申請を終えました。
それから1カ月が過ぎ、私も「やはり出なかったんだなぁ」とあきらめかけていましたが、6月28日の向原班会に参加した時、事務局長から「メール確かめた?」と言われ、その場でスマホを確認。そうすると、21日に入金完了メールが届いていて、班の仲間から「良かったねぇ」と言ってくれて本当に嬉しかったです。
毎月の支払いなど大変な思いをしてたので、30万円はとも助かりました。
くさらずに頑張らなくてはと思いを新たにしました。

高田支部美土里班 『佐々木薬品 佐々木 克義』
コロナ自粛の影響で、広島県の個人消費が落ち込み、商売的にもうそろそろリタイヤしようと考えていた時、高田事務所で他の会員に一時支援金の説明をしている事務局長の話が耳に入ってきました。
商工新聞で知ってはいましたが、私には当てはまらないと勝手に思っていました。「対象になるのでダメ元で申請してみたら・・・」と言われ、書類を準備することに。
当初、サポートセンターに申請に行ったところ、担当者に「該当しない」と言われがっかり。やっぱりダメかと思っていましたが、頼ることろはやっぱり民商と思い、期限最終日に間に合うかどうか申請しました。
事前確認は商工会はサポートセンター同様の対応と聞いていたので、付き合いがなかった広島市信用組合に相談。親身になって確認していただきました。
一ヵ月後、入金完了メールが届き、無事入金されていて、大変嬉しかったです。
このことを植野支部長と事務局長に報告したら私以上に喜んでくれ、民商はやっぱり仲間だなぁと実感しました。
皆さん、仲間のため、県北の商売人のため、支援金のことをできるだけ、多くの人に伝えてあげてほしいです。