感染拡大防止協力支援金 何とか入金され安堵・みんな給付金出るのか不安に思っている

6月2日から申請が始まった、飲食業者への『広島県拡大防止協力支援金』。
三次民商会員も随時申請をしてきましたが、一か月以上経ってようやく支給が決定した会員が少数という状況です。
支給が決定した十日市支部の元石さんに話を聞きました。
元石さんは、『やき串専門 串げん』という焼き串屋を営んでいます。
一昨年、父親から2代目を引き継ぎ老舗を守っています。(下記参照)

お店は5月16日からの緊急事態宣言の影響で休業。約一か月、収入が無くなることになり、借入金で何とかつなぐ状態に。支援金のことを知り、早速、5月に三次民商で行った支援金の説明会に参加。広島県のホームページで申請書類を用意しました。元石さんは「今回は持続化給付金の時より、提出書類が多く、すぐに支給されないだろうと思ったので、とにかくスピード感を持って無収入の期間を出来る限り短く、と心掛けた。」そうです。
第1期の申請が始まった6月2日の10時に民商に来て、用意した書類の最終確認をして、すぐに郵送をされました。
一か月経った7月2日に入金となり、「本当に安堵した」そうです。休業期間中は仕入れには行かれないし、取引業者も来ないので、情報を得るのが難しく、感染症拡大のニュースを見るたび気持ちが落ち込んだことも。お店の椅子等を修理して気持ちを奮い立たせていました。
6月21日に、宣言が明けてようやく営業再開。「お客さんが来てくれたときは嬉しかった。だけど宣言前には全然、戻ってない。9時過ぎにはお客さんは帰られるので1回転すればいい方で、それ以下の方が多い」と厳しい現状を。
「支援金がまだまだ支給されていない同業者がたくさんいると聞いている。自分は家族経営だから乗り越えてこれているけど、従業員がいたら大変だったと思う」と語った元石さん。
「今回も民商に力を借りて助かった。いつでも民商に相談に行けるよう心がけているよ」と感想を述べられました。