国民平和大行進2021 平和への願いを胸に福山を歩く 婦人部が行進団を激励

~日本政府は核兵器禁止条約に参加を~

5月6日に東京都(夢の島)を出発した「2021原水爆禁止国民平和大行進」が26日福山入りをしました。福山民商は婦人部を中心に冷たいお茶やアイスを差し入れて行進者を激励しました。大門町で行われた引継ぎ式には約50名が参加し、岡山からの行進団から横断幕などを受け取りました。原剛さん=城東・日用品卸=が行進に参加し、平和への願いをつなげました。コロナ感染対策としてマスクをしながらの行進で熱中症も心配される猛暑中、福山市役所までの道のり約10キロを元気よく25名が行進しました。

婦人部が活躍
休憩ポイントの手城小学校では福山民商婦人部の岡崎部長、松井、高橋両副部長が前日から冷やしておいたお茶やアイスを差し入れ行進者たちを激励し、参加者と交流をしました。

平和が全ての土台
松井さんが「原動力は何ですか?」と質問すると「平和は全ての活動の土台、この取り組みを最優先に取り組んでいます。意地です」と力強く答える参加者や「毎年平和の願いを込めて行進している。今年はコロナの収束も願いながら歩いています」など決意を話してくれました。無事に福山市役所に到着し、到着式を行っている最中、国が「黒い雨」訴訟の上告を断念したと大きなニュースが舞い込みました。行進団からは「核兵器廃絶に向けて一歩一歩、確実に前進している」「本当に良かった万歳!」との声が溢れました。

南泉・松永でも
翌27日には川崎則雄さん=城北・精肉店=を中心としたメンバーが山手南泉住宅で行進者を迎え、エアコンの効いた集会所を開放し行進者たちの疲れを癒しました。松永でも婦人部の芝内さん、事務局員達5名が行進者に差し入れをして激励し、猛暑の中行進する行進団を力づけました。東京から2ヵ月以上に渡り繋がれてきた平和への願いが託された横断幕を繋ぎ8月4日に広島市の平和記念公園を目指します。