広島県独自の「月次支援金」月別売上が前年・前々年比3割減も対象


一人では行き詰まり、民商へ
 「できたよ」と同業者に宣伝も  個人タクシー 檜垣 博さん

広島県「頑張る中小事業者月次支援金」が、収入5割減だけでなく、3割減でも対象になる事を知り、申請に訪れた個人タクシーの檜垣 博さん(可部北支部)。これまでに、国の一時支援金や月次支援金を利用して「給付金を受け取れて、とても助かっている」と喜んでいます。
コロナ禍で大きな影響を受けている観光関連業。檜垣さんも昨年から学習会にも参加して、持続化給付金も受け取りました。今年になっても状況は良くならず、緊急事態宣言の影響もあり、収入が激減していました。
国の一次支援金は同業組合で教えてもらったという檜垣さん。組合の受付期間を過ぎていたため自分で申請する事にしましたが、サポートセンターに行っても資料をそろえるのが大変。遠い会場に2度、3度と予約して行く事が難しく、昨年の給付金の申請を思い出して民商の事務所へ来られました。途中まで準備を進めていた事もあり、事前確認や本申請もスムーズに終えることができました。
一次支援金を受け取れ、4月は人の移動も増えて収入が戻ってきたものの、5月から再び緊急事態宣言に。「一次」の申請の流れで今回の「月次」は最初から民商で一緒に申請し、こちらも8月頭には入金がありました。
「同じ年齢で頑張っている人が少なくなって寂しい」と思いを話しながら、「民商で助けてもらっていると周りの仲間に宣伝してるよ」と檜垣さん。県の申請準備をしながら明るく笑顔で語ってくれました。