インボイス制度増税・負担増は中小業者だけじゃない

農業や、フリーランス・内職、シルバー人材センターも!?
登録あわてず、中止署名広げて

10月1日からインボイス制度の事前登録が始まりました。
インボイス制度が実際に始まるのは2年後の2023年10月1日からで、開始当初に間に合わせる登録期限は同年3月31日となっています。
このインボイス制度の悪影響は中小業者だけにとどまらず、農業やフリーランスなどで収入を得ている方にも負担を強いる事になり、各業界でも問題視されるようになってきました。
免税業者だけの問題ではなく、企業や業者と取引がある全ての人が制度を知り対応を決めないといけない問題です。
民商では「登録をあわてず、中止署名で広く知らせよう」と呼びかけています。署名にご協力ください。

インボイス制度実施中止・消費税減税・コロナ危機打開!全商連アピール

コロナ感染者が確認されてから2年になろうとしています。コロナ禍による被害は甚大です。
多くの中小業者が休廃業や倒産に追い込まれ、入院できないまま命を落とす事態に至りました。
中小企業を淘汰すると公言し、科学を無視して自己責任を押し付け、医療提供体制をズタズタにしてきた安倍・菅政治の責任は重大です。コロナ危機を打開するうえで重要なことは、害悪が明らかになった新自由主義に基づく政治を、政権もろとも転換することです。
感染者数が減少傾向にある今こそ、次の感染拡大に備えることが求められます。
感染者を把握し、重症化させない医療体制を築き、命を最優先にする政治に切り替えようではありませんか。
感染を収束させるために必要な営業や行動の自粛には、影響を受けるすべての事業者や働き手に十分で迅速な補償が徹底されなければなりません。
格差を是正し、中小業者を救い、経済対策としても有効な消費税減税を直ちに実施し、応能負担の税制に切り替えるよう強く求めます。インボイス制度は消費税率の変更を伴わない、新たな増税政策に他なりません。
インボイス制度の実施と発行事業者の登録受付を即刻中止すべきです。
総選挙を前に、市民と野党の共闘が加速しています。
野党共闘を成功させ、自公政治を終わらせようではありませんか。
消費税率引き下げやインボイス制度の実施中止、持続化給付金を改善して再給付を求める野党候補を国会に送り、中小業者・国民の営業と暮らしを守る政治の実現に力を合わせましょう。

  2021年9月29日 全国商工団体連合会