ー 全 商 連 70 周 年 記 念 集 会 ー
70年の歩みに確信深めさらなる前進を
民商の全国組織である全商連は11月14日に70周年記念集会を東京の椿山荘で開催。全国の民商から約300名の役員が参加し、広島県連からも権田副会長をはじめ4名が参加。寺田事務局長(県連・三原民商)も参加しました。集会では民商・全商連の70年の運動の歩みに確信を深め、新たな前進に向けた決意を固め合いました。
全商連の太田義郎会長は、「平和でこそ商売繁盛」を貫き原水爆の実験の中止、無担保・無保証人の融資制度実現など、中小業者の営業とくらしを守ってきた70年の歩みを振り返り、「1人では力のない中小業者が集まり、要求実現するために一貫してたたかってきた」と参加者に語りかけます。
3つの理念を掲げ、近年では市民と野党の共闘による政権交代をめざす取り組みへと発展してきたことに触れ、「中小業者は街づくりと地域経済の担い手であり、労働者、農漁民、女性、青年との共同でこそ要求が実現できる」「各地に根を張った強大な民商・全商連を建設し、国民の生活を守るためにいっそう奮闘しよう」と訴えました。
暖かい連携あいさつ
日本共産党の志位和夫委員長は「中小業者のみなさんが自らの要求で団結して自主的・民主的な全国組織を70年にわたって発展させてきたことは、世界にも例のない素晴らしい先駆的活動です」と述べ、全商連運動の3つの理念が、コロナ禍のもと「だれ一人取り残さない」相談活動や、持続化給付金・家賃支援給付金の実現、国民的共同による消費税減税を求める運動、核兵器のない世界を求める運動につながっていると述べ、「3つの理念が今日の情勢のもとで輝いています。試されずみの理念にもとづいていっそうの運動の発展を心から願います」と参加者に連帯のあいさつを送りました。全労連の小畑雅子議長、自由法曹団の吉田健一団長、憲法共同センターの小田川義和共同代表など協力・共同を進めてきた民主団体からあたたかい連帯と激励のあいさつが続きました。
顕彰基準
集会では顕彰の表彰も行われ、三原民商は会員と商工新聞読者で反転攻勢顕彰、総合力向上顕彰の3つの顕彰を獲得しました。
全商連70年の歩み 三原民商の宝10年を力に 寺田拓也事務局長
全商連70周年記念集会に広島県連のみなさんと参加してきました。
三原民商では11月10日に開催した理事会で「集会までに商工新聞読者30名の拡大しよう」と3日間大作戦を提起し、多くのみなさんが拡大で大奮闘して送り出していただきました。みなさんのご奮闘に心から感謝申し上げます。
集会の朝、黒瀬さんから「商工新聞2名増えました」とのうれしいお知らせをもらいました。
また、拡大成果には結びつかなくても、多くの仲間のみなさんが商工新聞と民商を知り合いに広げてくれた声をたくさん聴きました。みなさんの声を役員のみなさんにも紹介し、これからも共に前進を目指して行きたいと思います。
集会では、久しぶりに全国の仲間のみなさんと再開し、お互いの健闘をたたえ合いました。
70周年記念集会に参加して思うのは、民商・全商連の3つの理念が本当に輝いている事。
これは私たち三原民商がみなさんとコロナ危機打開や国保税引下げなどの要求運動をすすめる上でも、要求を実現するためには仲間を増やさないといけないという事にも深く結びつくことだと思います。
10年前、三原民商の会員現勢は100名でした。
この10年間を振り返ると会員現勢が93名まで後退し、存続が危ぶまれる時期もありましたが、みなさんと一緒に頑張ってきて本当に良かったと思います。
三原民商にとっても皆さんと歩んできた宝の10年を今後の運動に生かし、200名の三原民商をご一緒につくりましょう。
広島県からの参加者