創業支援資金でセルフ型脱毛サロン開業

商売1年生、何事も民商で勉強しながらがんばります!

先行きの見えないコロナ禍において、「起業したい」というかねてからの夢を実現した松浦和樹さん。
実家の美容院で働きつつ、色々な業種を考えましたが、やはり「美」に関すること、お客様と接する仕事がしたいと、県北では初となる「セルフ脱毛店」を開業することに決め、情報を集め計画を練りました。
器械の導入や店舗賃貸に開業費用など、必要になるのは資金です。
民商で一緒に事業計画書や資金繰り表を作成し、国民生活金融公庫へ創業資金を申し込みました。
公庫の担当者から「あまり例のない業種なので」と色々質問されましたが、何度も書き直した事業計画をもとに開業に対する思いを自信を持って話し、無事融資が実行されました。
店舗改装や器械の設置と平行し、ハローワークへ求人を出し、採用が決まればすぐに、雇用保険・労災保険へ加入できるよう民商の事務組合で準備しました。

現在、開業して2ヵ月あまり。近くには大手のエステサロンがあり、なかなか厳しいのが現状ですが、口コミで「早い、安い、きれい」と評判も広がりつつあります。
女性の鼻下脱毛も人気です。「実際開業してみると、大変なことばかり」と言いつつも、楽しそうな松浦さん。「記帳も労災も一人ではわからないことばかりなので、教えてください。勉強します」と、事業主一年生のスタートです。スマホやパソコンで「三次市Apply」で検索すると店舗や営業案内を見ることができます。