第16回全国業者青年交流会

『コロナに負けへんで!in大阪』リモートと現地で、ハイブリッド開催!!

9月18日(日)・19日(月)に全国業者青年交流会が開催され、現地参加は大阪でしたが、広島県青協は広島民商事務所を会場に、台風のなか二日間、Web参加しました。
北民商からは青年部の足立さん(長束山本)、青年担当三役の伊勢さん(高陽)、牛田事務局員の3名が参加しました。全国から400名の参加で、内訳は大阪会場の参加が270名、Web参加が130名でした。コロナ禍が拡大した2020年以降、民商・全商連主催で一堂に会する参加者としては最大規模のとりくみになりました。

1日目の記念講演『消費税減税が日本経済を復活させる』では、講師に藤井聡さん(京都大学大学院工学研究科教授)を迎え、「コロナ禍や物価高騰に悩む国民のために、経済の成長率、力を取り戻すためにも今こそ消費税の減税や廃止が必要だ」と訴えられました。
諸外国の経済対策から学び、政治に出来ることはまだまだあります。消費税は消費を激減させます。消費税が10%になって、消費が大幅下落しています。これはリーマンショック級です。普通の国なら、こんな経済のグラフを見たら消費税を下げるはずです。「財政再建したいなら、政府はもっと金を使うべし! 政府がケチれば財政はさらに悪化する。日本政府はアホやから国民の事を考えていない」という言葉が印象的でした。

続くパネルディスカッションでは、「仲間・地域のつながりで商売伸ばす 業者青年の挑戦」というテーマで、コーディネーターを和歌山大学経済学部の教授・副学長の足立基浩さんがしてくださり、コロナ禍の厳しい中でも奮闘し、商売・雇用・地域経済を守ってきた業者青年の2名の方に話をしていただきました。

中井隼人さん(大阪・飲食店)からは「支援金を貰ってるから、それでいいだろうという話ではない。ちゃんと営業をできる日常を取り戻したい」という言葉。

平間徹也さん(宮城・ハーブ園・蔵王町議員)からは「業者青年が交流する楽しみを持ち、支え合う事で多くの事が成長し実現できる」という呼びかけがありました。

足立さんは「コロナ禍を乗り越えるために変化に対応し道を切り開くこと、相談できる仲間を作ることが大切。」「一人ではダメです。仲間がいるから大丈夫!」と言われました。

2日目の分科会は9つのテーマで学び合いました。広島会場はWeb参加できる2つの会場につなぎ、①価格の決め方、②補助金・助成金活用についての分科会に参加しました。
参加した青年部員がそれぞれの活動に活かして、活発な民商・青年部活動につながるといいと思いました。

2日間、県内民商の青年部員同士で、悩みや、これからの青年部についても話し合い交流することが出来ました。コロナ禍・物価高騰・待ち受けるインボイス実施など、経営危機を突破していくためにも仲間をふやし、政治と社会を動かすことが重要です。
元気な青年部をつくり民商全体で一体となって頑張りたいと思いました。