三次民商要求運動部では、長引くコロナ禍や物価高騰による厳しい営業実態に対し、数少ないコロナ支援を活用して乗り切ろうと9月、10月に学習会と申請相談日を設けた結果、支援が決定した会員から喜びの報告がありました。
【令和4年度住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金】
《十日市支部 国保さん》 私は要求運動部長として活動を行っています。要求運動部として、申請のお手伝いを行っていました。25日、申請締め切りの10月末がせまり、年間収入や年間所得での計算を会員さんと色々行い、申請書を仕上げることができました。
その夜思ったのが「はたして自分はどうなのかな?」ということです。この間、木材が大幅に高騰し利益が圧迫していたからです。そこで駄目とは思っていましたが今年の1月から9月までのうち、一番収入の少ない月を計算し、表の中に当てはめてみました。すると年間所得ではなんとマイナスとなり該当することが分かりました。締め切りが迫っていたこともあって試行錯誤のうえ未明の午前3時まで数字とのにらみ合いでした。
2日後、他の会員さんと市役所に提出しました。たぶん受付で門前払いだと思っていましたが、そこで思わぬ展開に。担当者が提出書類を見て何の問題もなく受け付けていただき、後日、給付金が支給されました。今回のことで駄目だと思って何もしないより、自分自身行動を起こしていかないといけないと痛感しました。
《三次南支部Aさん》
今年、主人が亡くなり息子と一緒に事業を引き継いで頑張っていましたが、この間の資材高騰で営業が厳しい現状でした。同じ班の会員さんから「民商で給付金申請をしよう」と誘われ駄目もとで相談。何度か通って無事申請ができ入金されました。これで何とかやっていけます。本当に助かりました。
【コロナ禍による国保減免】
《三次南支部 山田さん》
私は要求運動部副部長として、なんでも相談会に参加しています。
相談会では国保の減免の相談もあります。
とかくいう私も国保加入者で、昨年はコロナの支援金を受給した影響で所得が増えて形になり、国保も3倍以上の金額に膨れ上がりました。その上、ガソリンの高騰で牛乳配達をしている私には大打撃。しかしこの国保減免制度が昨年の給付金を含まない計算方式なので難しいと思っていましたが、民商に相談して書類を作成し、三次市役所へ申請しました。後日、結果通知を開けてみると全額免除の決定が書かれていて、驚きと安堵が同時に。本当に民商に携わっていて良かったと思いました。