インボイス相談会「まだまだ知られてない対応に苦慮する免税業者」

3月28日に個別のインボイス相談会を開催し、9名の会員が来所しました。
1千万円を行き来している会員は取引先から登録申請書を渡され、何の説明も無く、「詳しいことはわからない。どこか入っているならそこで相談してみて」と言われたと相談に来られました。
渡された申請書は2枚つづりの1枚しかなく、しかも旧式の書類でした。
これでは書いて出したとしても登録できないことを伝え、今後登録するかどうかはその取引先以外でインボイスが必要かどうかにかかっていることなどをアドバイスしました。
会員は「取引先に迷惑掛かるので登録しようと思っていたが、もう少し待ってみます」と話されていました。また個人事業の会員は、登録申請書の書き方を相談に来られ、事務局と国保要求運動部長が対応しました。

国保部長は個人事業主なら『公表事項の公表(変更)申出署』も必要になる場合をアドバイス。
相談者は「確かにうちは屋号と事業主がまったく一致しないので出さないといけない。本当に複雑で面倒くさいね」と溜息をもらしていました。
まだまだ周知がされていないインボイスで困惑する業者がいます。