民商の県団体である広島県商工団体連合会は、8月8日に事務局員交流会を開催し、県内の事務局員27員が参加。坂井・藤井両副会長も参加し、事務局員の果たす役割について学び合い、交流を深めました。三原民商からは寺田事務局長と岸事務局員が参加しました。
主催者あいさつで藤井副会長は「デジタル技術の活用が広がる状況でも、人と人とが関わり、繋がっている組織が民商という団体。だからこそ、営業動向調査や自治体交渉などの取り組みに力を発揮することができる。民商運動でかけがえのない役割を発揮しているのが事務局です。役員・会員と協力し、運動するためにも大いに交流していきましょう」と呼びかけました。報告と問題提起を寺田事務局長が行いました。学習企画では、「デジタル化も活用し、自主計算活動の前進へ」を石立次長が担当。石立次長は「税務調査との対応でも、日々の帳簿付けが大切」と強調し、エクセルと連動した弥生会計の活用法をはじめとする方法について解説しました。続いての学習企画は「SNS活用講座」。広島民商の岡本事務局が動画制作でVITAやCAPCUTアプリの使い方を解説。各民商のSNSを活用した情報発信の状況を紹介し、動画編集についても実演して紹介しました。午後からは2つの組に分かれての分散会討論。各民商の要求運動と組織建設、事務局活動で抱えている問題や悩みなど出し合い、事務局員として果たしている役割、民商運動のやりがいについて深め合いました。最後の全体会でまとめ報告を行った坂井副会長は「全商連の税研集会の内容にも学び合い、納税者の権利が奪われることがない社会にしていくために事務局員と役員が一体となって運動を進めていきましょう」と呼びかけました。
岸事務局長の感想
今年の事務局員交流会に参加し、古き良い運動を活かしつつ、時代の要請にあった取り組みも柔軟に取り入れれる三原民商の活動をしたいと思いました。自分が実践と学びをパワーに仲間へ情報を発信していきます。民商だからこそ相談する人のため、解決する選択肢を提案できる事務局として三原民商の仲間と他民商・寺田事務局長の経験を参考にします。
寺田事務局長の感想
今回の交流会は平日の開催ということで、三原詰理事が民商事務所の留守番をしていただけたので安心して岸事務局員と参加し、県内民商の活動に学び合うことが出来ました。
税務調査の動向と特徴、デジタル技術を活用した自主計算、班・部活動など、県内の仲間の皆さんから学ぶことが多く、改めて仲間同士で集まって話し合い、皆さんと運動を進めていくことの大切さを学びました。今回の学びを三原民商の運動に生かし、岸事務局員とも一緒に成長しながら、皆さんと頑張っていきたいと思います。