入会前の申告で国保税の控除忘れ民商で学び、計上漏れに気付けた

更正の請求を申請

令和1・2・3年分の支払った国保税を控除し忘れていた吉岡さん=東3・清掃=は民商事務所で「更正の請求」の手続きをしました。認められれば所得税が還付されると期待をよせています。国保税の計上もれに気付いたのは、令和5年度分の確定申告書を作成しているときでした。申告書の社会保険料控除額を計算する際に過去の申告書を見直していると明らかに控除の額が低いことに気付きました。
すぐに民商に相談、対応した事務局は「更正の請求をすれば、過去5年間さかのぼって申告し直せるのでやりましょう」と提案。4月末に準備が整い更正の請求の手続きをすることが出来ました。
手続きを終えた吉岡さんは「民商に入会する前の申告だったので、民商で申告を学んだことで過去の計上漏れに気付けて良かった。手続きも自分一人では出来なかったと思う。入会していて良かった」と話してくれました。
現在、税務署から「確定申告書の見直し・確認について」という手紙が届いています。
初めてのインボイスによる消費税申告や、取引先が免税事業者で80%特例措置などの適用を忘れたなどの理由で届く場合があります。届いたら民商に相談してください。