婦人部学習レクリエーション『大洲雨水貯留池見学』

5月28日(火)、婦人部の毎年恒例の学習企画で、今年はマツダスタジアム地下にある「大洲雨水貯留池」の見学ツアーに行きました。婦人部員7名と男性2名、広島県婦協からも2名が参加され、11名での参加でした。
これまでの学習企画は平和学習が多かったのですが、近年は毎年のように豪雨災害が頻発していることもあり、自分たちが住んでいる広島市の対策に注目し、自分たちの目で見て学習しようと企画されました。マツダスタジアムの地下でひっそりと広島市民を守っているのが、「大洲雨水貯留池」です。
大雨が降った時に浸水被害を防ぐために作られた施設で、直径100m、高さ5.4m、貯水量1万5千3m、平成21年の球場オープンと同時に使用が開始された貯留地ですが、過去3回ほど満水に。西日本豪雨の時も機能し、大洲地区は大きな被害が出ずに済みました。
ひんやりと涼しい地下空間は、普段は無人の施設。グラウンドに丸々収まるほどの大きさで、2つの雨水貯留地が管理されています。大洲雨水貯留池には雨水を貯めるだけでなく、もう一つ「雨水の再利用」という役割があります。スタジアムではグラウンドへの散水やトイレの水も雨水が再利用されています。球場周辺のせせらぎ水路にも活用されています。
見学ツアーは1時間半ほどで終了し、参加者には「カープ坊やをあしらったマンホール」を紹介したマンホールカードのプレゼントがありました。
次週も引き続き、参加された皆さんの感想などをご紹介します。