=広島県連第55回総会=

全ての議案を満場一致で採択方針の実践で前進目指す決意を固め合う

民商の上部団体である広島県商工団体連合会(広島県連)は6月9日、第55回総会を広島市内で開催し、役員・代議員76名が参加(出席率80%)し、三原民商からは古谷理事、三原詰理事が参加。総会では新しい方針を満場一致で採択し、新たな役員を選出しました。

〝平和でこそ商売繁盛〟
主催者あいさつで加賀茂会長は世界の戦争・紛争の状況に触れ、「この間、沖縄県へ激励行動に参加する機会があり、沖縄の軍事要塞化の状況を目の当たりにし、平和でこそ商売繁盛ということを強く感じた。前総会以降、皆さんと方針の実践に向けて奮闘してきました。新たな方針を確立して民商運動を前進させよう」と呼びかけました。日本共産党の大平よしのぶ前衆議院議員は連帯あいさつで「民商のみなさんの元気な運動にいつも励まされています。政治をご一緒に変えましょう」と参加者にエールを送りました。寺田事務局長が方針案の提案を行い、藤井会計が財政報告と新年度予算の提案を行いました。

県内民商の運動に学び合う
午後からは5つの分散会に分かれて総会方針案について議論。各民商の取り組みをはじめ、「広島民商が普段参加していない仲間の参加で交流会を成功させた経験を聞きたい」「新入会員歓迎会はどのように開いている?」など、各地の経験に学び合いました。

新会長に坂井哲史さん
分散会後は全体会に移り、5つの全体会からの報告が行われ、配達・集金の課題、インボイス登録業者の声、仲間同士が集まれば楽しく元気が出るなど、総会方針案が大いに深められたことが報告され、寺田事務局長は「民商運動が楽しい、元気が出るという思いが共有された。魅力ある民商づくり、どこの民商に相談に行っても同じように相談にのれる民商づくりに向けて方針を実践しましょう」とまとめ報告を行い、総会方針案、決算・予算案は満場一致で採択されました。役員選出では、加賀茂会長から坂井哲史会長へバトンタッチ。坂井会長は「皆さん、方針を実践するため、ともに奮闘しましょう」とあいさつしました。閉会あいさつで藤井副会長・会計は「民商が小さくなって喜ぶのは財界や大企業、悪政を推し進める勢力です。要求実現に向けてご一緒に奮闘しましょう」と呼びかけ、全員でガンバロウを三唱し、総会を締めくくりました。
三原民商からは西村常任理事、古谷理事が選出されました。