要求運動部長 寺本政喜さん(可部北)
広島北民商と安佐南北登録者連絡会は7月16日(火)、小規模修繕制度の一層の活用をお願いするため、安佐北区・区政調整課(上岡課長ら3名)と安佐北区学校事務センター(所長ら3名)と懇談をおこないました。民商からは高竹会長・連絡会代表、寺本要求運動部長、登録業者4名と事務局の8名が参加。安佐北選出の清水てい子市議(日本共産党)が同席しました。
始めに高竹会長から懇談のお礼と活用のお願いの挨拶があり、続いて陶山事務局長が経過報告をおこない、その後各自からの発言がありました。これまでの経過の中で小規模修繕該当分があるのに実際には、何故発注が少ないのかといった質問がありました。
今回は安佐北区の地域おこし推進課が参加していないこともあり、学校事務センター関係での質問が中心となりました。
回答や参加者の意見は左記のとおりです。
① 学校関係は、今までは各学校の校長の判断で各自で発注していたが、学校事務センターができてから(安佐北はH29年~)は各学校の修繕を一括で取りまとめておこなうようになり、範囲も広くなった。
② 学校関係も建物が古くなり、修理の金額が上がるようになり、小規模修繕の方に回せなくなった。小規模修繕は50万円以下という制約がある。令和3年の教育委員会の懇談でも同じ回答があった。
③ 学校事務センター側からは、令和4年度は39件の発注だったが令和5年度は43件で該当工事の23%を発注していると回答があったが、そもそも本来の発注が少ない。
④ 「学校関係は緊急性があるので、なるべく顔見知りのところに発注がしやすい」という回答がありましたが、これは本来の制度の趣旨から外れた回答である。
引き続き自治体懇談が必要と感じました。8月以降、安佐南区役所との懇談を計画していますので、日程が決まりましたら、多くの参加をお願いします。