女性部夏休み企画 大州雨水貯留地見学

女性部では夏休みに子どもも一緒に楽しめる企画として、8月1日(木)に大州雨水貯留地見学ツアーを開催。大人・子ども合わせて19名が参加しました。

雨水貯留地は、広島東洋カープの本拠地であるマツダスタジアムの地下に設置され、都市機能が集積するJR広島駅周辺地域を対象に浸水対策事業として整備されました。貯水量は1万5千立方メートルで、そのうち1万立方メートルは球場グラウンドへの散水やトイレ用水・せせらぎ水路に再利用されているそうです。

下水道局の職員さんの案内で地下へと階段を降りて行くと地上の暑さが徐々になくなり、湿っぽいにおいとともに涼しくなってきます。さらに通路を進んでいくと、貯留槽入口近くの天井に大きなシールが貼ってある場所が。職員さんから「ちょうどグラウンドのセンター真下」ですと説明されると「この上にカープの秋山が立ったりするのか~」と目をキラキラさせる子ども達もいました。

見学コースは洗ってきれいにしてありましたが、それ以外の場所をライトで照らすと床に泥があり、数日前の雨で流れ込んできた「もやし」が芽を出しているのを発見!こんな場所でも強く芽を出す「もやし」に皆さん驚かれていました。

他にも工事の過程を写真を見ながら説明を受けたり、なぜ貯留地を丸い形で作ったのか、新球場周辺のカープ坊やや優勝記念の特別デザインマンホールの設置場所を聞いたりと内容は盛りだくさん。

1時間半ほどの見学ツアーの最後には一人ずつマンホールカードのプレゼントがありこれにも皆さん大喜びしていました。

ただ、当日は熱中症アラートが発令された猛暑日だったため、ツアー終盤の地上に出てせせらぎ水路から新球場を半周する内容が中止になってしまいました。

参加した皆さんからは「球場の地下にあるのは知っていたけど広島市が主催するツアーがあるのは知らなかった」「地上と違って地下はとても涼しくひんやりしていた」「質問タイムで疑問も聞けたし参加して楽しかった」と、好評でした。