マイナ保険証の問題点も学習 広商連共済会総会

7月28日(日)、広島県内民商の集合体「広島県商工団体連合会(広商連)共済会の第43回定期総会がYMCAで行われ、県内民商から45名参加(出席率76%)し広島民商からは10名参加しました。

作田専務理事より昨年度の活動報告、今年度の活動の取組について提案がありました。方針・決算・予算・役員案がすべて採択され、理事長には広島民商の平野和弘さんが再任されました。

今総会では、全県で唯一前年度4月1日現勢を上回った広島民商(2年連続)が表彰されました。今年一年「目くばり、気くばり、心くばり」の助け合いの輪を広げていきたいと思います。

総会の間には、「問題だらけの保険証廃止」と題して、保険医協会の堂垣内さんを講師に学習会も行われました。2024年12月から既存の保険証が廃止されます。医療機関も対応を迫られ、対応できない病院は廃業さぜるを得ないことや、現時点でマイナ保険証として利用率も9・9%と非常に低いことがあげられ「マイナンバーカードは任意なのに、健康保険証は廃止、交付も更新も申請が必要なマイナ保険証は更新漏れで無保険状態となる可能性も高く、国民皆保険といえるものではない」「マイナ保険証利用で患者の窓口負担に差をつけることもおかしい」と問題だらけであることが話されました。今後医療機関や行政でも混乱が生じる恐れがあり、私たちはどうすればいいのか考えさせられる学習会でした。