インボイス導入1年を前に車両8台で宣伝行動
広島西部民商は、インボイス制度開始導入から1年となる10月1日直前の9月29日に「インボイスアクション」を実施しました。
坂井会長をはじめ、本体・共済・婦人部の役員と会員10名が参加し、宣伝カーを先頭に事前に婦人部の役員さんに収録して貰った音声を流しながら、8台の車両が佐伯区の五日市駅、コイン通り、宮島街道、廿日市市役所前、商店街などを回りながら「インボイス制度が実施され、小規模事業者、フリーランスに新たな消費税負担がのしかかっています」「来年の申告からは1年分の課税となり、負担軽減措置が撤廃されればさらに納税額が膨らみます」「事業者やフリーランスの営業と暮らしをつぶすインボイス制度は今すぐ廃止すべきです」など、歩行者や対向車、商店街へ呼びかけを行いました。
準備作業では事前に木枠などの組立を廣田共済理事長が行い、参加者がトラックへ設置したり、メッセージボードを自動車の側面やボンネットへ貼り付けていました。
実施前の坂井会長のあいさつでは「インボイス制度導入から1年、小規模事業者の税負担が増え、来年3月には消費税納税額が今年の4倍近くになると試算されている。営業と生活を守るため、引き続きインボイス制度廃止に取り組んでいきたい」と決意を述べられました。
宣伝行動後、参加者からは「バラバラにならないで隊列をうまく保ててよかった」という感想や「五日市駅前のガソリンスタンドの店員が車の台数を数えていた」「駅前で若い人があいさつしてくれた」「ゆめタウン廿日市前の交差点で対向車から『がんばれ』と激励を受けた」など注目を集めていたことを話されていました。