コロナ後で? 制度活用大幅増!! 登録して受注機会を増やしましょう!!
広島市「小規模修繕制度」の令和5年度実績が公表されました。
実績は、コロナ禍の3年間で減り続けていた発注状況がV字回復した形で、件数583件(前年比26%増)、金額1億3千万円(同66%増)の実績となりました。

広島北民商と安佐南北登録者連絡会が懇談を重ねてきた安佐南区・安佐北区及び学校事務センターでは、発注金額が3倍となった安佐南区役所をはじめ、いずれも件数・金額ともに増加しました。
登録業者への該当工事の発注状況は、コロナ前の令和元年度の1億4千万円をピークに3年間下がり続け、令和4年度はピーク時のおよそ半分の7千8百万円台となっていました。区役所の担当課との懇談でも、コロナや財政的な問題で制度活用が十分ではなかった点も共有し、懇談の中で「令和5年度は増えていますよ」との回答ももらっていました。
今回の実績公表を受け、改めてコロナ禍が発注減の大きな原因であったことも含め、制度の更なる活用促進と改善の余地があることも分かりました。
一方で、コロナ禍にあった令和4年12月に3年ごとの更新(R5~7年度分)の受付があった事もあり、更新した業者数が前期の4分の3程度まで減っています。
追加登録を含むR6年度現在の登録者数は市全体で165件でピーク時(H25年)の6割程度の業者数にとどまっています。
登録業者が減ると、工事に対応できず、該当工事が登録していない業者へ随意契約として流れてしまう事にもなり、悪循環になります。せっかくの発注増の機会を商売につなげるためにも、現在登録していない方や、過去に登録していて更新していない方は、ぜひ登録しましょう。
詳しくは北民商事務局までご連絡ください。