いのちと健康を守る学習交流会に参加して

全商連共済会主催の「いのちと健康を守る学習交流会」が11月8日から10日までの3日間、沖縄県で開催されました。今回の参加者は46都道府県228名で、戦争や基地について学習しながら命の尊さを学びました。広島民商からも2名が参加。感想を掲載します。

★感想★
沖縄はレジャーでこれまで10回以上行っており、ひめゆりの塔や南部戦跡地なども訪れた事があったため、ある程度は知っているつもりでした。

しかし、平和記念公園を平和ガイドの方の説明で回ると「沖縄戦では兵隊より沖縄住民の方が多く死亡した」「韓国から1万人以上来ているのに500名足らずの戦没者名しか刻んでいない」「沖縄戦は本土決戦、時間稼ぎのための闘いであった事(最後は自決した)」など今まで知らなかった事を学ぶ事ができました。

2日目は米軍基地も見学しました。基地内の住環境は非常に良く、米兵1人あたり約1000万円が思いやり予算から出ていると試算されるとの事。私たちの税金をそんなところに使わず、国民の為、中小零細企業のために使ってほしいと改めて思いました。

事故も多発しており、平成16年の沖縄国際大学本館に接触した米軍機墜落事故では、米兵がいち早く現場に来て非常線を張り、日本の警察・消防、大学学長さえ立ち入り禁止にされた事に驚愕しました。基地の外であっても米軍優先とは!と、沖縄の方が基地移設を願うのは当然のことと思いました。

最終日の全大会では講演を聞き、ながら3日間の内容を集約しました。平和ガイドさんや全体会の講師の方から色んな話しを聞き「ここまで悲惨なことがあったとは!」と衝撃を受けた3日間でした。

これから知った事を広く伝える事が大切と感じています。参加して良かったです。