11月30日、広島県商工団体連合会・青年部協議会(以下「県青協」)の第39回定期総会が広島民商4階で開かれました。県内7民商から16名が集まり、次年度の活動方針や予算案を満場一致で採択。
新しい役員を迎え、新体制でスタートを切りました。
総会では、業者青年が抱える課題を乗り越え、より良い未来を築くためのアイデアが次々と話し合われ、温かい一体感に包まれた時間となりました。
業者青年に厳しい情勢
総会の中でまず話題に上ったのは、インボイス制度や物価高騰など、業者青年たちを取り巻く厳しい現実。特に、日々の事業運営が重い負担となっている現状に「どう支え合い、前に進んでいくか」を考えることが重要だとされました。
「声を上げなければ何も変わらない。仲間と力を合わせて、私たち自身の未来を作っていきましょう」と力強く呼びかけました。また、政策の変化が期待される国政の動きを見据え、公平な税制や経済支援を求める取り組みも今年度の重点テーマとして取り上げられました。
新役員体制
今年度も佐竹亮次会長と山田雄大副会長(ともに広島民商)が再任。さらに、新たに広島民商から平山智也さん(建設業)、福山民商から神原憲太さん(自動車修理販売業)が新幹事に就任しました。「地域のために少しでも力になりたい」と話す平山さんや「若いエネルギーで新しい風を吹かせたい」という神原さんの意欲に、参加者から温かい拍手が送られました。
福山民商からは22歳の若手事務局員も新たに加わり「若手コンビで民商を盛り上げていこう!」という明るい声が。青年部の活動がさらにパワフルになると期待が膨らんでいました!
仲間と未来を語る懇親会
総会の後、参加者たちは広島市内の流川に移動して懇親会を開催。リラックスした雰囲気の中で、地域の取り組みやそれぞれの課題を共有しました。「青年部の仲間との出会いは、人生の宝物。続けていくことが商売にも、私たち自身にも大きな力になります」と山田副会長が語り、頷く参加者の姿が印象的でした。
また、活動の成功例や新しいアイデアを分かち合い、「こんなこともできそうだね!」と次々とアイデアが生まれる場面も。仲間同士の絆を深め、次の活動への意欲が高まるひとときとなりました。
楽しく支え合える青年部へ
広商連青年部には、年齢や業種を越えた多彩な仲間が集まっています。それぞれが持つ経験や知識を共有し合うことで、商売のヒントが生まれるだけでなく、人生そのものを支える強い絆が育まれています。「一人じゃできないことも、仲間となら乗り越えられる」この思いが、青年部活動の原動力です。
今年度は、学びや交流の場をさらに充実させ、次世代を担うリーダーを育てる一年に。新たな仲間とともに、業者青年が未来を切り開く力となることを目指していきます!
皆さんも青年部の活動にご参加下さい。