想い届ける『つながりの証』仲間と地域をつなぐ支部だより
城東支部で毎月発行している「城東支部だより」が、2024年10月をもって10周年を迎えました。
「地域にどんな仲間がいて、民商はどんな活動をしているのかを知ってもらいたい」という提案からスタートして、現在125号を数えます。発行当初から5年間は松本聖美さん=美容業=が作成を担当。
その後は高橋すみ江さん=土木業=が引き継ぎ、10年間一度も休むことなく続けてきました。
楽しめる工夫
作成のこだわりとして、松本さんは身近に感じられるように手書きの似顔絵を描いたり、ほんわかした雰囲気を大切に。高橋さんは見やすく、情報が簡単に伝わる様に、レイアウトを工夫しています。
それぞれの個性と工夫が活かされた紙面になっています。掲載内容は皆が楽しんで読めるよう多岐に渡り、役員会の決定事項、今後の活動予定に加え、班会や学習会のスケジュールも掲載しているため、多くの会員が参加するキッカケになっています。さらに、地域の会員紹介や新しい制度の紹介、川柳やコラムといった読み物も充実しており、様々な年代の読者が興味を持てるように工夫がされています。
長年続けていると「書く内容が思いつかない」と苦悩することもあったといいますが、周囲の会員が原稿を書いて持ってきてくれたり、アイデアを提供してくれたりと、支え合いで便りが続けられてきました。
繋がりと感謝
毎月班会の会場を貸してくれる井上さん=喫茶モンドール=は「配達時に読者から『地域のことがわかると身近に感じられて楽しい』と声をかけてもらえるのが嬉しいです」と笑顔を見せます。
城東支部のレジェンド会員の原さん=日用品卸=は「皆さんの親睦の輪をいつまでも続けて欲しい」と語り、支部だよりは「つながりを作るもの」として、会員の絆を深める役割を担っています。
「10年間続けてきた城東支部だよりは、仲間と地域をつなぐ『感謝とつながりの証』です。一人では続けることが出来なかった。みんなで頑張ったから続けることができました」という言葉に、その思いが詰まっていました。
これからも「城東支部だより」は、仲間の絆をつなぐ大切な架け橋として会員のもとに届き続けます。