消費税減税・インボイス廃止、平和でこそ商売繁盛

方針の実践で前進目指す決意固め合う=広島県連第56回総会=
民商の県団体である広島県商工団体連合会(広島県連)は6月8日、第56回総会を広島市内で開催し、役員・代議員65名が参加(出席率74%)し、三原民商からは西村会長、野竹副会長、三原詰理事が参加。総会では新しい方針を満場一致で採択し、新たな役員を選出しました。

“自慢できる民商を一緒に”
主催者あいさつで坂井哲史会長は消費税・インボイス制度の状況に触れ、昨年の衆議院選挙でインボイス廃止を公約して当選・前進した野党の状況を紹介し、「参議院選挙では、消費税の減税が大きな争点となる。周りで困っている業者はたくさんいる。紹介を広げ自慢できる民商をご一緒に作り、拡大でも大きく前進させよう」と呼びかけました。日本共産党の高見あつみ参議院広島選挙区予定候補は連帯あいさつで「物価高騰が続くもと、消費税減税・インボイス廃止の世論が高まっています。ご一緒に参議院選挙で政治を変えましょう」と参加者にエールを送りました。寺田事務局長が方針案の提案を行い、藤井会計が財政報告と新年度予算の提案を行いました。

県内民商の運動に学び合う
午後からは4つの分散会に分かれて総会方針について議論。各民商の取り組みをはじめ、「広島北民商では、班会に署名を持ち寄り、消費税・インボイス署名も1会員5筆を突破した」「全国会長会議に参加して、全国の会長の話を聞く中で、民商の魅力を改めて感じた」など、各地の経験に学び合いました。

分散会後は全体会に移り、4つの全体会からの報告が行われ、会員への声掛けや親友会員歓迎会の経験、紹介を広げるための工夫、班会の大切さや婦人部活動についてなど、総会方針案が大いに深められたことが報告され、寺田事務局長は「県内の様々な取り組みの中に学ぶべき点が多々あり、その学びをどう自分の民商で実践していくか、一つ一つ実践する中でそれが経験になり自信になり、我が民商の魅力はこれだということが確信になる。方針を実践し、ともに前進を目指しましょう」とまとめ報告を行い、総会方針案は圧倒的多数、決算・予算案は満場一致で採択されました。

新役員を代表して坂井会長は「皆さん、方針を実践するため、ともに奮闘しましょう」とあいさつしました。閉会あいさつで藤井副会長・会計は「世直し人助けの民商、県連がこれからもっと輝くために、本日の総会方針をこれから実践しよう」と呼びかけ、全員でガンバロウを三唱し、総会を締めくくりました。
三原民商からは古谷常任理事、野竹理事が選出され、長年、常任理事として奮闘した西村会長が紹介され、感謝の拍手が送られました。