会費の値上げ案は、再検討に
福山民商は16日、役員33名が参加し第3回理事会を開催。
6月29日の第63回定期総会に向け、方針案、決算・予算案、会費値上げ案を議論しました。
はじめに藤井会長が長引く物価高騰と消費税引き下げの広がる声に触れ、「7月の参院選で消費税率5%への引き下げ、インボイス廃止を実現するために頑張ろう」と呼びかけました。藤本事務局長は、1月以降の春の運動や税務調査の成果を報告。会員数1000名早期回復に向け、記帳サポート強化や税金・経営セミナー開催、会員交流深化を通じて「民商に入って良かった」と思う会員を増やす方針案を提案しました。
再度、三役会へ
会費の値上げについて、「民商の存続のために値上げは仕方ないという声が参加者の多くから寄せられた。そのことを踏まえて三役会で論議したが実施の時期や金額はまとまらず、改めてみなさんの意見を聞かせてください」と投げかけました。参加者から「三役会で決まらないものを理事会に出すのはおかしい。値上げは会員の中から厳しい声も聞かれる、会員に説明できない」「理事会でしっかり論議すればいい。そのために会員から選ばれた役員が参加している」「財政問題で事務局を減らせば、会員の要求に応えられなくなる」「値上げすることでもっと要求に応える取り組みができることを知らせ理解してもらおう」など意見が出されました。出された意見に基づき、改めて三役会で方針を決定し、再度理事会へ提案することを確認し、閉会しました。