広島市「小規模修繕工事希望登録者制度」で広島西部民商と懇談

更新・新規受付 登録者増と制度改善を
10月14日(火)、広島北民商の要求運動部は、広島市「小規模修繕契約希望者登録制度(以下、小規模)」の更新時期を前に、更なる制度活用を求めて広島西部民商と懇談しました。
広島西部民商の事務所でおこなった懇談では、坂井会長(県連会長)は県連の活動のため参加できませんでしたが、夫が登録業者でもある婦人部長の椿さんや会員さん、香川副会長(県連常任理事)、関事務局長の4名が参加し、広島北民商からは高竹会長、横畑副会長、寺本要求運動部長、牛田事務局員の4名で訪問しました。
初めに制度の内容について、改めてみんなで確認しました。(下記も参照)

広島市では、私たち民商・中小業者から提案した仕事起こしの制度として、2004年に説明会が開かれ、2005年から制度が開始されました。当初から、広島市との交渉・懇談などに、市内4民商と民商県連でとりくみ、広島北民商は「安佐南北・小規模修繕登録者連絡会」を立ち上げて区での登録者交流会、区交渉をおこなうなど、他民商に先駆け、運動をリードしてきました。これらの活動は、全商連の学習会や経営交流会、商工新聞でも何度も取り上げられ、講演もしてきました。
今回の広島西部民商との懇談は、制度の活用を強めるためには登録者を増やす必要があり、民商でも取り組みを強めていこうと、協力を呼びかけるためにおこなわれました。懇談の中では、広島西部民商の状況も教えていただきました。現在の登録者数は少なく、元登録業者の方にも参加していただきました。

制度について民商で活動や周知が不十分なところもあり、登録している方も、制度の事は自分たちで調べて登録をしたとの事で、この制度で民商が広島市と交渉や懇談をしている事なども知らない方もいるとの事でした。佐伯区での登録者数も16名ほどになっています。
今回の懇談を受け、引き続き民商同士で連携もしながら、それぞれに登録業者を増やしていきたいと思います。そのためにも会外の業者にも声をかけて、登録者を増やしていく必要があります。
広島北民商からも、協力できる事をしていこうという話にもなりました。
改めて市内民商合同で、広島市との交渉・懇談も必要です。
また、広島市全体で登録者を増やしていかないと、受注を増やしていく事は難しい状況です。
更新・新規登録(下記も参照)を広く知らせ、みんなで登録して制度改善を進めましょう。

広島市「小規模修繕契約希望者登録制度」
令和8・9・10年度の「一斉更新」「新規登録」受付
登録者は忘れず更新を。新規登録も呼びかけよう!

広島市が、右記制度の3年ごとの更新・新規登録の受付をおこないます。
この制度は、『令和8・9・10年度において広島市が発注する小規模な修繕契約のうち、内容が軽易かつ履行の確保が容易な施設の修繕で、機能を維持することを目的とするもの(原則は予定価格100万円未満(税込))の契約を希望する方の登録を行う』制度です。
新規・更新する業者が増えることで、対象工事の登録業者への発注も増えます。周りの業者にも登録を広げて、制度の積極活用をめざしましょう。

【受付期間】
・11月17日(月)~12月1日(月)

【申請方法】
・広島市工事契約課へ持参(各日の午後1時~5時)又は、郵送(12月1日必着)

※申請書は事務所で用意しています。準備物など、不明な点は事務局までご相談ください。

※「学習&書込み会」を開催予定です。日程が決まりましたら、お知らせします。