第39回定期総会開催

全会員の力を集めて安芸民商のさらなる前進を!
28日、安芸民商第39回定期総会が開催され、役員・代議員18名(定数23)が参加しました。
安芸民商の今後について、2年前の総会から問題提起がされてきました。
前総会においては「今後2年をめどに合流などの準備期間として準備活動に入る」ことが確認されています。1年を経過した今総会では「次期総会までに一定の結論を導き出すことが不可欠」として次の提案がされました。
『独自に事務局員を確保することは困難な状況にある中で、県連との対話もすすめながら、実務面では近隣の民商の援助および一部移行等の措置を講じるが、合流という選択肢ではなく、安芸民商としての組織は存続させて、班・支部体制、本部役員体制は維持して活動をすすめる』というものです。
質疑討論では、全参加者が存続の方向での発言でしたが、拡大や班・支部体制などの困難な状況も率直に出されていました。
また、県連寺田事務局長より安芸民商の現状やこれからの課題など、来賓あいさつの横畑副会長とともに、県連として安芸民商への連帯と激励・援助等の発言を受けました。
総会は、議事日程に沿って滞りなくすすめられました。方針等の提案は石川会長によって行われ、決算・予算、役員選出と合わせて全会一致で採択・承認されました。
また、今総会では2名の理事が退任となり、松本理事(婦人部)より婦人部への協力と感謝を込めたあいさつを受け、労いの拍手が送られていました。
最後は、団結ガンバロー三唱で力強く終了しました。

引続き拡大・署名など要求実現の大運動を!

4月度理事会では、春の大運動の総括とともに、5月24~25日に開催される全国会長会議に向けた運動、安芸民商総会など今後について話し合われました。

春の運動では、会員・読者とも年間増勢の達成に届かない課題の残る結果となりましたが、2月の班・支部会、宣伝カーや「なんでも相談会」、運動財政に確保など支部の取り組みは、役員・会員の協力のもとすすめられました。理事会では、3・13集会への参加の呼びかけや収受印廃止に反対する行動など、今後に向けての反省点などが出されました。

全国会長会議に向けては、引続き拡大の取り組みや「消費税減税・インボイス廃止」の署名の取り組みなどをすすめ、要求を実現させる世論と運動を前進させることが確認されました。

さらに、拡大をすすめるためにも、安芸民商の今後についての展望を示すことが重要であり、6月には安芸民商総会を開催できるよう論議と準備をすすめることが提起されました。

春の大運動   年間増勢達成を!

インボイス廃止宣伝行動・新年互例会 決意を込めて元気よく運動スタート

21日午前中は8名が参加して「インボイス廃止宣伝行動」に取り組みました。宣伝カーに4人が乗車し、マイクでインボイス廃止を訴えながら、先ず一組目は海田町方面へ、続いて二組目は府中町内を回りました。海田町では海田市駅前に停まって横断幕を掲げ(写真上)、安芸民商の宣伝も含めて訴えました。府中町では、本町のこいこい市場前(写真下)と府中サンリブ前の2カ所でそれぞれ消費税減税・インボイス廃止を訴えました。参加者は、マイクを握って街頭宣伝は初めてという人ばかりでしたが、インボイス廃止の声を届けようと頑張りました。

午後からの「新年互例会」には17名が参加しました。県連の横畑副会長に参加いただき、インボイスや自主申告をめぐる情勢と民商の果たす役割など訴えられました。
石川会長は、午前の宣伝行動の報告も含めて、春の運動の取り組みを、特に拡大をがんばろうと熱く訴えていました。食事をしながら、カラオケも楽しみながら交流を深めました。参加者全員からひと言発言も行い、支部として、また共済会や婦人部としてそれぞれの立場から頑張る決意が述べられ、元気な春の大運動のスタートとなりました。

共済海水浴2023猛暑に負けず、元気いっぱい楽しみました♪

30日の共済海水浴には11家族36名が参加。連日の猛暑に、急きょ事前に「熱中症対策のお願い」を参加者に通知して対策グッズも用意するなど、万全を期しての開催となりました。
当日は、早朝から役員が手分けして桟敷の確保や氷の調達などに奔走し、8枠の桟敷を確保して飲み物も十分冷やして参加者の到着を待ちました。
また、参加できなかった役員からは自家製のミニトマトが大量に届けられ大好評でした。
海水浴のお楽しみは何と言っても「スイカ割り」です。
ゲーム開始の12時半を待ちかねて「スイカはどこ?」「僕が持って行くー」と始まる前から大騒ぎ。
炎天下をものともせず、小っちゃい子から順番に子どもたちも大人も一緒に声援を送りながら大盛り上がりでした。ふたつ目のスイカは中学生のお兄ちゃんが見事に真っ二つに!
今年のスイカは「あまーい」「もっとちょーだい」とあっという間に2個が無くなっていました。
海水浴は事故もなく、今年も参加者全員の協力により無事終了できました。
高校生も参加するなど、文字通り家族ぐるみの交流がすすめられる安芸民商共済会の名物行事です。
これからも「いのちと健康を守る」共済の輪、民商の輪を大きく広げましょう。

インボイス延期を求める意見書

27日府中町議会において、国に対する「インボイス制度の実施延期を求める意見書」(左記)が、賛成12(挙手しなかった4)により採択されました。日本共産党の二見議員が提案者となり、インボイスの問題点など粘り強く訴えて採択されたものです。
広島県内では5自治体の議会で延期等の意見書が採択されていますが、広島市を含めて安芸民商管内では初めてのことです。このことを力に、10月まであとわずかですが、あくまでも中止・延期を求めて運動を大きくすすめましょう。
署名や各議会・議員への要請行動、インボイス登録をギリギリまで粘る、周りの業者に広く知らせる、そのためにも商工新聞を読んでもらうなど、今できることをやりぬきましょう。

憲法に基づく民主的な税務行政を

20日、今年の3・13での海田税務署長への申入れ(裏面掲載)に対する回答および交渉を行いました。
石川会長はじめ3名が参加し、税務署からは大谷総務課長と木原総務係長が対応しました(係長は前任者が退職、新任者は他署からの異動)。

インボイス制度の中止や税務相談停止命令制度の断念、消費税率5%への引き下げについて「回答する立場にない」とする回答に対し、申入れは上級官庁への進言を求めているもので納税者の声を上げることが執行機関の役目との追及に、「みなさんのご意見などしっかりと聞いて必ず伝えます」と対応を変化させていました。

税務調査については「必要と認められる場合」と限定した回答でしたが、重ねて中小零細業者の置かれた現状を訴えて調査は極力しないことを求めました。調査の際の事前通知に関しては「電話等で事前通知は行っている」と通則法に基づく回答でした。それに対しては、電話での通知はトラブルの元、文書での通知が当たり前と、昨今の詐欺が横行している状況も踏まえての対応を求めました。また、事前通知を要しないと認めた場合の理由を言うことになっていない現行法での対応に対して、納税者の理解と協力を得る努力を放棄するものとして矛盾を追求し改善を強く求めました。

納税相談は「納税者の状況をよく聞き取り、適切、丁寧な相談に応じている」との回答です。
憲法や税務運営方針については「研修などで周知に努めている」との決まり文句ですが、現場での署員の言動は違うことを認識したうえで署員に理解と協力を得る努力をするように課長から言うように要求しました。

最後に、石川会長から今年の集団申告について税務署へ改善点を申入れて終了しました。今後、申入れや抗議などの必要が出た場合は、仲間とともに機敏に取り組んでいきましょう。

インボイス学習会開催 会員・読者の仲間を増やして中止に追い込もう!

16日、3回目となるインボイス学習会が12名の参加で開催されました。
今回も参加者のほとんどが免税業者のため消費税の仕組みから、インボイス登録をして課税業者になった場合の納税や事務負担などについて学習しました。
参加者は、インボイスがいかに大変か実感できた様子でした。
さらに、登録申請が9月末まででも間に合うことが強調され、中止に追い込むために登録をギリギリまで粘ることや周りに知らせていくことが呼びかけられました。
建設業者には、多数の取引先からインボイス登録の問い合わせが来ており、不安が広がっています。
親会社に「迷惑はかけないから」と伝えて頑張ってみるという参加者もあり、また、登録は必要ないとした参加者にもインボイスの大変さを周りに知らせて中止の運動を大きく広げることが訴えられました。

最後に、石川会長から春の大運動の取り組みの訴えがされ、会員・読者の仲間を迎えることがインボイスのことなど情報を知らせて運動を大きくすすめることができる、支部で会員1名以上・読者5名以上の拡大に力を貸してほしいと協力を呼びかけて学習会を終了しました。

「春の大運動」を元気に迎えましょう!

今年もあとわずかとなりました。12月の支部役員会では、来年に向けて1月度の予定などが話し合われています。
まだまだコロナ感染や物価高騰など不安な状況が続く中で、さらにインボイスへの対応を迫られている人も多く、班会や学習など、これまで以上に支部での取り組みが重要になっています。支部からの集まりなどへの呼びかけには積極的に応えて活動に参加しましょう。
「春の大運動」では、引き続きコロナ危機打開・物価高騰対策の取り組みをすすめ、インボイスの学習・対応を強める中で大きく外に打って出て中止の世論を広げ、同時に会員・読者の新たな仲間を迎える取り組みを強めます。
また、申告班会等の成功を目指して仲間づくりをすすめるなど、総合的な運動に取り組んでいきます。
年内全支部成果を達成させて1月を元気に迎えましょう。

共済集団健診

20日は福島生協病院での共済集団健診、安芸民商から7名が受診しました。
この間取り組んだ動向調査では建設業者以外の健診受診率が低く、今年は共済会からの補助金を6千円と千円アップするなどして受診を呼びかけましたが受診者の増加にはつながっていません。
また、町健診に取り組んだ熊野支部も5名の受診にとどまっています。
倉本理事長は「年に1回はみんなに健康診断を受けてもらいたい」と、広島市と安芸郡4町でのそれぞれの呼びかけや若い層への働きかけをもっと強めることを「いのちと健康を守る」共済会として取り組んでいこうと話していました。

秋の運動 全支部成果めざして元気に行動しよう!

秋の運動で3月末現勢の回復突破を目指し取り組みをすすめています。
会員の入会はまだありませんが、商工新聞は18名の読者が増えています。
支部では、船越・瀬野川・熊野支部が拡大目標を達成させました。
安芸支部と海田支部はまだ成果が出ていませんが、11月の支部会ではインボイスの学習を予定しており、併せて目標達成の取り組みをすすめていきます。
宣伝カーの運行や署名、声かけなど、支部で協力し合い元気に行動していきましょう。

10月に取り組んだ安芸郡4町への要請行動は、県連から2名、安芸民商から役員・会員10名、4会場で延べ17名が参加しました。
坂町では初めて町長が出席し、3部門から6名が出席するという対応でした。
要請事項については、どの自治体もすぐに受け入れるということにはなりませんが、今後の課題として提起することはできました。また、なかなか届きにくい中小零細業者の生の声も届けることができました。

10年以上も単価が上がっていない、クーポンでは恩恵がないなどの建設業者、客足が戻らずクーポンも一部のお店にかたよることが心配と飲食業者、また、インボイスで廃業も考えているという声も含めて、直接支援をぜひ検討してほしいと切実な思いをぶつけていました。
応対した職員も一様に神妙な面持ちでうなずいていましたが、やはり、国や県頼み、他の市町の動向をみるという姿勢も伺えます。
そんな中でも、どの自治体も「もっとみなさんの声を聴かせてもらって町独自の事業者支援の方向性を検討したい」と積極的に受けとめて、今後も継続してこういう場を持つことを共通認識とすることができました。