春の大運動   年間増勢達成を!

インボイス廃止宣伝行動・新年互例会 決意を込めて元気よく運動スタート

21日午前中は8名が参加して「インボイス廃止宣伝行動」に取り組みました。宣伝カーに4人が乗車し、マイクでインボイス廃止を訴えながら、先ず一組目は海田町方面へ、続いて二組目は府中町内を回りました。海田町では海田市駅前に停まって横断幕を掲げ(写真上)、安芸民商の宣伝も含めて訴えました。府中町では、本町のこいこい市場前(写真下)と府中サンリブ前の2カ所でそれぞれ消費税減税・インボイス廃止を訴えました。参加者は、マイクを握って街頭宣伝は初めてという人ばかりでしたが、インボイス廃止の声を届けようと頑張りました。

午後からの「新年互例会」には17名が参加しました。県連の横畑副会長に参加いただき、インボイスや自主申告をめぐる情勢と民商の果たす役割など訴えられました。
石川会長は、午前の宣伝行動の報告も含めて、春の運動の取り組みを、特に拡大をがんばろうと熱く訴えていました。食事をしながら、カラオケも楽しみながら交流を深めました。参加者全員からひと言発言も行い、支部として、また共済会や婦人部としてそれぞれの立場から頑張る決意が述べられ、元気な春の大運動のスタートとなりました。

共済海水浴2023猛暑に負けず、元気いっぱい楽しみました♪

30日の共済海水浴には11家族36名が参加。連日の猛暑に、急きょ事前に「熱中症対策のお願い」を参加者に通知して対策グッズも用意するなど、万全を期しての開催となりました。
当日は、早朝から役員が手分けして桟敷の確保や氷の調達などに奔走し、8枠の桟敷を確保して飲み物も十分冷やして参加者の到着を待ちました。
また、参加できなかった役員からは自家製のミニトマトが大量に届けられ大好評でした。
海水浴のお楽しみは何と言っても「スイカ割り」です。
ゲーム開始の12時半を待ちかねて「スイカはどこ?」「僕が持って行くー」と始まる前から大騒ぎ。
炎天下をものともせず、小っちゃい子から順番に子どもたちも大人も一緒に声援を送りながら大盛り上がりでした。ふたつ目のスイカは中学生のお兄ちゃんが見事に真っ二つに!
今年のスイカは「あまーい」「もっとちょーだい」とあっという間に2個が無くなっていました。
海水浴は事故もなく、今年も参加者全員の協力により無事終了できました。
高校生も参加するなど、文字通り家族ぐるみの交流がすすめられる安芸民商共済会の名物行事です。
これからも「いのちと健康を守る」共済の輪、民商の輪を大きく広げましょう。

インボイス延期を求める意見書

27日府中町議会において、国に対する「インボイス制度の実施延期を求める意見書」(左記)が、賛成12(挙手しなかった4)により採択されました。日本共産党の二見議員が提案者となり、インボイスの問題点など粘り強く訴えて採択されたものです。
広島県内では5自治体の議会で延期等の意見書が採択されていますが、広島市を含めて安芸民商管内では初めてのことです。このことを力に、10月まであとわずかですが、あくまでも中止・延期を求めて運動を大きくすすめましょう。
署名や各議会・議員への要請行動、インボイス登録をギリギリまで粘る、周りの業者に広く知らせる、そのためにも商工新聞を読んでもらうなど、今できることをやりぬきましょう。

憲法に基づく民主的な税務行政を

20日、今年の3・13での海田税務署長への申入れ(裏面掲載)に対する回答および交渉を行いました。
石川会長はじめ3名が参加し、税務署からは大谷総務課長と木原総務係長が対応しました(係長は前任者が退職、新任者は他署からの異動)。

インボイス制度の中止や税務相談停止命令制度の断念、消費税率5%への引き下げについて「回答する立場にない」とする回答に対し、申入れは上級官庁への進言を求めているもので納税者の声を上げることが執行機関の役目との追及に、「みなさんのご意見などしっかりと聞いて必ず伝えます」と対応を変化させていました。

税務調査については「必要と認められる場合」と限定した回答でしたが、重ねて中小零細業者の置かれた現状を訴えて調査は極力しないことを求めました。調査の際の事前通知に関しては「電話等で事前通知は行っている」と通則法に基づく回答でした。それに対しては、電話での通知はトラブルの元、文書での通知が当たり前と、昨今の詐欺が横行している状況も踏まえての対応を求めました。また、事前通知を要しないと認めた場合の理由を言うことになっていない現行法での対応に対して、納税者の理解と協力を得る努力を放棄するものとして矛盾を追求し改善を強く求めました。

納税相談は「納税者の状況をよく聞き取り、適切、丁寧な相談に応じている」との回答です。
憲法や税務運営方針については「研修などで周知に努めている」との決まり文句ですが、現場での署員の言動は違うことを認識したうえで署員に理解と協力を得る努力をするように課長から言うように要求しました。

最後に、石川会長から今年の集団申告について税務署へ改善点を申入れて終了しました。今後、申入れや抗議などの必要が出た場合は、仲間とともに機敏に取り組んでいきましょう。

インボイス学習会開催 会員・読者の仲間を増やして中止に追い込もう!

16日、3回目となるインボイス学習会が12名の参加で開催されました。
今回も参加者のほとんどが免税業者のため消費税の仕組みから、インボイス登録をして課税業者になった場合の納税や事務負担などについて学習しました。
参加者は、インボイスがいかに大変か実感できた様子でした。
さらに、登録申請が9月末まででも間に合うことが強調され、中止に追い込むために登録をギリギリまで粘ることや周りに知らせていくことが呼びかけられました。
建設業者には、多数の取引先からインボイス登録の問い合わせが来ており、不安が広がっています。
親会社に「迷惑はかけないから」と伝えて頑張ってみるという参加者もあり、また、登録は必要ないとした参加者にもインボイスの大変さを周りに知らせて中止の運動を大きく広げることが訴えられました。

最後に、石川会長から春の大運動の取り組みの訴えがされ、会員・読者の仲間を迎えることがインボイスのことなど情報を知らせて運動を大きくすすめることができる、支部で会員1名以上・読者5名以上の拡大に力を貸してほしいと協力を呼びかけて学習会を終了しました。

「春の大運動」を元気に迎えましょう!

今年もあとわずかとなりました。12月の支部役員会では、来年に向けて1月度の予定などが話し合われています。
まだまだコロナ感染や物価高騰など不安な状況が続く中で、さらにインボイスへの対応を迫られている人も多く、班会や学習など、これまで以上に支部での取り組みが重要になっています。支部からの集まりなどへの呼びかけには積極的に応えて活動に参加しましょう。
「春の大運動」では、引き続きコロナ危機打開・物価高騰対策の取り組みをすすめ、インボイスの学習・対応を強める中で大きく外に打って出て中止の世論を広げ、同時に会員・読者の新たな仲間を迎える取り組みを強めます。
また、申告班会等の成功を目指して仲間づくりをすすめるなど、総合的な運動に取り組んでいきます。
年内全支部成果を達成させて1月を元気に迎えましょう。

共済集団健診

20日は福島生協病院での共済集団健診、安芸民商から7名が受診しました。
この間取り組んだ動向調査では建設業者以外の健診受診率が低く、今年は共済会からの補助金を6千円と千円アップするなどして受診を呼びかけましたが受診者の増加にはつながっていません。
また、町健診に取り組んだ熊野支部も5名の受診にとどまっています。
倉本理事長は「年に1回はみんなに健康診断を受けてもらいたい」と、広島市と安芸郡4町でのそれぞれの呼びかけや若い層への働きかけをもっと強めることを「いのちと健康を守る」共済会として取り組んでいこうと話していました。

秋の運動 全支部成果めざして元気に行動しよう!

秋の運動で3月末現勢の回復突破を目指し取り組みをすすめています。
会員の入会はまだありませんが、商工新聞は18名の読者が増えています。
支部では、船越・瀬野川・熊野支部が拡大目標を達成させました。
安芸支部と海田支部はまだ成果が出ていませんが、11月の支部会ではインボイスの学習を予定しており、併せて目標達成の取り組みをすすめていきます。
宣伝カーの運行や署名、声かけなど、支部で協力し合い元気に行動していきましょう。

10月に取り組んだ安芸郡4町への要請行動は、県連から2名、安芸民商から役員・会員10名、4会場で延べ17名が参加しました。
坂町では初めて町長が出席し、3部門から6名が出席するという対応でした。
要請事項については、どの自治体もすぐに受け入れるということにはなりませんが、今後の課題として提起することはできました。また、なかなか届きにくい中小零細業者の生の声も届けることができました。

10年以上も単価が上がっていない、クーポンでは恩恵がないなどの建設業者、客足が戻らずクーポンも一部のお店にかたよることが心配と飲食業者、また、インボイスで廃業も考えているという声も含めて、直接支援をぜひ検討してほしいと切実な思いをぶつけていました。
応対した職員も一様に神妙な面持ちでうなずいていましたが、やはり、国や県頼み、他の市町の動向をみるという姿勢も伺えます。
そんな中でも、どの自治体も「もっとみなさんの声を聴かせてもらって町独自の事業者支援の方向性を検討したい」と積極的に受けとめて、今後も継続してこういう場を持つことを共通認識とすることができました。

4町への要請行動終わる 拡大の取り組み最後まで!

安芸民商では、広島県連が実施した「動向調査」の結果を受けて、安芸郡4町への要請行動に取り組みました。民商としての自治体要請は2017年以来5年ぶりの取り組みです。県連からの応援も受け、本部・支部役員、会員の参加で現状や住民としての生の声を届けることができました。
また、インボイスについても中止・延期などに理解を求める訴えを行いました。
(詳細は次週で特集します)
24日の専門部会では、寺田県連事務局長の参加も得て、拡大の現状を率直に話し合い、最後までしっかりと取り組む決意を固めあいました。

13日に行われた広島銀行本店申入れは、主に広島・広島北民商から5名が参加し、広銀からは法人企画部室長はじめ5名が対応しました。
広銀の経営戦略が融資等からM&Aへシフトしており、特に零細・個人事業者には力を入れていない状況が顕著でした。(「信金・信組の領域に入らないようにしている」の回答)11月16日にはもみじ銀行本店への申入れ懇談が取り組まれます。

※本店申入れについては全県の取り組みが終了後改めて報告します

インボイス制度学習会

~実務と税負担につぶされる制度の問題点が浮き彫りに~

17日開催の「インボイス制度学習会」には28名が参加し、講師の三次民商作田事務局長による資料に沿って学習がすすめられました。
参加者は免税業者がほとんどで、消費税の仕組みや申告の流れなどが先ず説明され、インボイスの登録業者(=課税業者)になると申告・納税の義務が発生することを、どれくらいの税額になるかなども含めて学習しました。

インボイス制度で必要とされる「適格請求書」の内容や留意点、インボイスでの消費税の計算と納税などの具体的な学習をすすめる中で、インボイスの問題点も浮き彫りにされ、いかに大変な制度であるかが強調されていました。

学習会では、今後の取り組みについて班や支部での学習が大切との提起もされました。
個々の対応など、より具体的な学習もすすめながら、やはりインボイスは中止させるしかないことを、大変な中身をより多くの人に知らせることで大きな運動にしようと呼びかけられました。

「本当に中止させることができるのか?」の声に、いかに知らせていくか、署名を一気に広げて11月6日の中央集会を成功させるなど、これからの運動にかかっていると確認し合いました。

最後に、石川会長より改めて9月中に支部で4名以上の読者拡大を達成させることが訴えられ、その力で秋の運動を元気よく取り組み、中央集会に複数の代表を送り出そうと呼びかけられました。