地域でインボイス学習会開催中

広島民商では、右記の日程で、地域のインボイス学習会を開催しています。

インボイス学習会
どなたでも参加OK(会員外の方を誘っても来てもOKです)。
※資料の準備がありますので、参加される方は事務局までお知らせ下さい。

西区
 ★9月11日(月)
  14時~けんこうプラザ5階(観音町16-19)
  18時~けんこうプラザ5階

 ★9月15日(金)
  18時~喫茶あい(己斐上3-8-8)ウオンツ己斐上店前

中区
 ★9月4日(月)
  14時~大工社(江波栄町1-2)
  18時~大工社

 ★9月11日(月)
  14時~吉島福祉センター(吉島東2-17-30)
  18時~吉島福祉センター

 ★9月20日(水)
  13時半~労学協(堺町1-2-9貴志ビル2階)

南区
 ★9月8日(金)
  14時~段原公民館(段原山崎2丁目7-4)
  18時~段原公民館

東区
  ★9月8日(金)
  19時~戸坂公民館(戸坂出江2-10-26)

江田島
  ★9月15日(金)
   19時~鹿川交流プラザで個別相談・質問等受付けます。
         (能美町鹿川3126番地1)


先週は東ブロックなどで開催されましたのでその様子をお知らせします。

東ブロックインボイス学習会
8月23日、Rcc文化センターで東ブロックのインボイス学習会を開催し15名が参加しました。

飲食業、不動産賃貸業、美容業、花の小売り、塾経営などなど多岐に渡る業種の方が集まり、まずはインボイス制度の概要と登録が本当に必要かどうかを真剣な眼差しで説明を聞いていきます。説明の後はそれぞれの方から質問や意見がたくさん出されました。

「飲食業で課税事業者。レジ関係の設備が整っていないのでどうしたらよいのかと悩んでいる」
「不動産賃貸業だが物件はすべて個人の居住用。話を聞いてインボイス登録の必要はなさそうなので安心した」「飲食店に物件を貸しているが売上としては大きくない。話を聞いてひとまず登録せずに相手の様子を見ようと決めた」
「インボイスに登録をしたが、領収書の書き方が分からないから教えてほしい」などなど、私の場合はどうなるのか?の個別の質問がたくさん出されていました。

インボイス開始まで1ヶ月となりましたが、複雑な制度でみなさんまだまだ分からない事がたくさんある様です。引き続き各地域で相談しやすい学習会を開催していきます。

ようこそ民商へ! 新会員歓迎会開催

広島民商で行っている「新会員歓迎会」。新しく入会された方に広島民商のことをしっかり知ってもらい、運動に参加してもらうことを第一の目的とした、組織建設委員会を中心に定期的に開催しています。

今月は8月25日に開催。民商の加入歴は先代からで長いものの、新しく社長となった2代目の方を含め4組5名の新会員さんに参加してもらいました。中には、地獄のような連日の猛暑の中、外での仕事を終えて駆けつけてくれた方も!

組織建設の四郎田、宮本両副会長に加え、紹介者として権田副会長、桑田理事に2名の事務局が参加し、11名で進めていきました。

恒例の宮本副会長の開会あいさつから始まり、皆で広島民商の活動を紹介した映像を視聴。映像の後は四郎田組織建設委員長から民商の魅力を縦横に語っていただきました。

かたい話はここで終了。続いて、親睦を深める懇親会へ。権田副会長から「民商は誰かにお任せするところではなく、皆で学ぶ場であり交流するところ。これからもしっかり参加してください」のあいさつからスタートします。

今回は進行係の佐藤常任理事、島副会長が不在でしたが、楽しい自己紹介を交えながら約1時間しっかり交流をしました。新会員さんに「次回以降は迎える側の役員として参加」をお願いし歓迎会を終えました。

今後も定期的に開催していきますので、しっかり参加をお願いします。

女性部 日帰りレクでリフレッシュ

8月27日(日)女性部の日帰りレクレーションを開催し、子ども4人を含む33名が参加しました。

2020年に新型コロナウィルスが流行して以来、企画しては「まだ難しいか・・・」と諦めていたレクレーション。今年は満を持しての開催となりました。

宮浜温泉「べにまんさくの湯」は事務所から車で1時間程度の距離。行きのバスでは島部長が楽しいガイドを務めながら、民商全体で取り組んでいる「営業動向調査を書いていない方はご協力を!」と呼びかけたり、秋に予定されている女性部総会とイベントの案内をしている内に、あっという間に到着しました。

まずは温泉でさっぱりしてから宴会のスタート。食事もお酒も美味しくみなさんお箸が止まりません。

久しぶりのレクレーションをとても楽しみ、飲んで喋って大盛り上がりです。子どもが遊べるコーナーもあり、子ども達も楽しんでいました。

「前から気になっていた場所なので来れてよかった」「初めて来たけど食事がとても美味しかった!また来たい」等々、大好評で企画した役員さんたちも一安心。ただ、温泉到着後から食事までの時間が思っていたより短く、もっとゆっくり温泉を楽しみたかったとの声も。

「来年は時間を工夫してもっと楽しめるようにしようね!」とさっそく次回のレクレーションに思いをはせていました。

女性部 夏休みエンジョイ企画!子連れでお好み焼き体験

夏休みがスタート!という事で、女性部では昨年に続き夏休み企画を考え、7月26日に「夏休みエンジョイ企画☆OKOSTA広島駅でお好み焼き体験!」を開催しました。

夏休みらしく小学生~高校生までの子どもさんを含む19人が参加し、オタフクソースでお馴染みのOTAFUKUスタッフ指導の下、鉄板に生地を引きキャベツ→天かす→ネギ→もやしと材料を重ねてお好み焼きを作っていきます。

ひっくり返す工程では材料をまき散らしてしまう人もいて大騒ぎ。いか天、ねぎかけ、トマトチーズ、激辛麺、季節限定の中から好きなトッピングが選べて自分だけのオリジナルお好み焼きが完成していきます。

出来上がった後は、お好み焼きを食べながら一人ひとり自己紹介。島部長の楽しい進行もあり、初めて参加された方もおなじみの方も和気あいあいと盛り上がってあっという間にタイムオーバー。食べきれなかった分はお持ち帰りしました。

「孫がとても楽しみにしていて参加できて良かった」「教え方が優しく褒めてくれるので楽しく作れた」「自分の家とは違う焼き方で勉強になった」「お好み焼きソースの豊富さにびっくり。違う味も試してみたい」「初めて女性部のイベントに参加したけど楽しかった。次回の温泉日帰りレクにも参加したい」と大好評のお好み焼き体験企画でした。

インボイスは延期・中止を!消費税減税を求めて街頭アピール

10月から開始されようとしている消費税の『インボイス制度』。実際に実施されれば、全ての事業者に多大な事務負担が課されることになります。

実施以降、免税事業者との取引では消費税の仕入税額控除が行えなくなるため(納付額が増大する)
免税業者は取引から排除されたり、値引きを強要される事態が考えられます。当初2400億円程度とされていた増税は、いまや1兆円規模との試算も出されています。

1兆円もの増税を事業者または消費者が負担することになれば、異常な物価高、エネルギー高騰で疲弊している事業者や市民生活を完全に破壊してしまうことになります。

8月1日にインボイス反対の県内統一宣伝行動を実施。県内各所で様々な取り組みが行われました。

広島市内では、広島民商や北民商をはじめ、労働組合など約50名が参加してのデモ行進を実施

本通りなど繁華街を「インボイス制度反対」「これ以上の負担は耐えられない」「いまやるべきはインボイス導入ではなく、消費税5%への引き下げ」と市民にしっかりアピール

今が正念場です。反対の世論をしっかり広げ、『インボイスは中止・延期せよ』の声を大きくしていきましょう!

地域でインボイス学習会

7月18日(火)、南第一ブロック(宇品・大河・皆実)主催のインボイス学習会を皆実学区集会所で行いました。
昼の部14時~、夜の部19時~の2回に分けて開催し、合わせて19名が参加しました。
昼の部では高岡事務局次長、夜の部は上河内事務局員が講師を務めました。
今回の参加者は建設業、飲食業、サービス業、不動産業等、業種も様々。

まずは消費税の仕組みやインボイス登録でなにが変わるのかなどを一通り学習していきます。
学習会の中では参加者からたくさんの質問がでてきます。
「一人親方(建設業)で日当には消費税が含まれていないのにインボイス登録しないといけないのか?」
「取引先が美術館で絵画美術修復を行っている。今はインボイスについて何も言われていないが、登録しろと言ってきた時どうお伝えするべきか」
「不動産賃貸業で時間制のコインパーキングを運営している。大きい会社に貸しているが金額が小さいのでインボイスは登録しなくても大丈夫か?」等、自分の商売に関連した細かい質問がどんどんでてきます。

地域で学習会を行ったことで「参加しやすい」「質問しやすかった」など好評です。
ただ、あまりに複雑な制度のため、学習会が終わった時点で参加された方の多くが「1回だけ聞いても理解が出来ない」と困惑気味。「地域でもう一回やってほしい」という意見も出ていました。

全ての地域でこれからもインボイス学習会を開催します、積極的に参加してください。
インボイスは延期の声も広げていきましょう!。

己斐支部総会

7月17日(月)会員・家族27名の参加で「芸北オークランド」にて己斐支部総会を行いました。

今回は近隣支部にも参加を呼びかけ、己斐支部以外からも5名の会員さんが一緒に参加しました。
例年己斐はバスで温泉日帰り旅行に行っていましたが、ここ数年コロナで遠くへいくことができていませんでした。今回は新しい会員さんにもしっかり声を掛け、28人乗りのバスをいっぱいにしよう呼びかけを強め実現しました。
バスの途中では、どんぐり村にも寄り、産直市で買い物を満喫し、芸北オークガーデンに到着。
早速3グループに分かれて「グランドゴルフ大会」です。芝生の公式グランドゴルフコースは、山あり、谷ありとなかなか難しいコース、ナイスショット連発に皆さん大喜びされていました。
総会では、今年1年の間に入会された会員さんの紹介や、今後実態調査の取り組んでいくこと、インボイス学習会を支部でも開催しようと話し合いました。
支部長には河野さんが再任され「民商の集まりに参加せんと損。今年もいろんな集まりをしていこう」とみんなで話し合いました。

西支部レクレーション 世羅道の駅でBBQを雨が降っても集まれば笑顔

7月9日(日)、コロナ禍以前から久しぶりのレクレーションを行いました。
九州では、線状降水帯が発生、広島県でも大雨注意報が出されるなど最悪の天候でしたが、欠席者は誰もおらず、会員、家族、総勢26名が参加、集まればみんな笑顔で楽しいレクになりました。

武田支部長が「私は日頃の行いがいいからこの雨は、私のせいではありません」と笑いを取りながら「久しぶりのレクです。みなさん雨に負けず楽しんでください」とあいさつ。肉を前にして、慌ただしく「乾杯」をしてスタートしました。

途中、シャワー状態の雨に見舞われ慌てて非難を、屋根の下で落ち着いたところで、ビンゴゲームを行い、この春入会した会員と会員のお孫さんの若者の進行で始めました。
老若男女が楽しめるのがビンゴゲーム、「ビンゴ」の歓声が次々と上がり、アルコールの入ったおじさんたちもじっとカードを見つめていました。たいへんだったのがBBQの焼き担当、みんなが楽しんでいるのに黙々と肉を焼いてくれた方もいました。
お陰で「おいしい肉」が堪能できました。ありがとうございました。一緒に楽しんでもらえたかな?

税務調査にご用心!コロナ明けでふえています

会員さんの税務調査体験談 無予告調査の理由も追及!きちんと記帳で修正なし

流川支部・飲食業(法人)

法人を設立して25年、今回初めての税務調査でした。
午前10時くらいに突然税務署員が自宅にやってきました。夜中まで商売をしてますので、その時間は寝ており、びっくりして飛び起きました。すぐに民商に電話して対応の仕方をアドバイスしてもらい『連絡なしの訪問は失礼だ!疲れているし、任意調査なんだから今日は帰ってくれ』と伝え帰ってもらいました。

しかし、夕方に店の方に行くと署員が店にいるではありませんか。すぐさま民商に連絡し、民商の人と一緒に署員二人と話をしました。私は民商から聞いたアドバイスをもとに「原則事前通知が必要なのに、無予告調査となった理由、どうして私が税務調査になったのか調査の選定理由この二つを教えてくれないと前にすすめんで!」と主張。

明確な回答が得られないまま時間が過ぎていきました。「このままでは何回会っても同じ話になる、時間がいくらかかってもこちらは構わないから理由をはっきりしてくれ」と主張すると、しぶしぶ署員の方から「現金商売であることも理由の一つです」と言われました。「現金商売は脱税しているということか」とせまりましたが明確な回答が出てくることはありませんでしたが、調査に入ることにしました。

当店にはレジはありませんが、毎日伝票を整理して売上を計算。釣銭を引いたものを日付ごとにわけて管理し、現金売上については1円単位まで銀行に入金しており現金管理には自信がありましたので、現金監査にも応じました。

調査の中でも、現金売上、現金仕入れについてしつこいくらい聞かれましたが、日常的に日計表をつけていてそれを元に弥生会計に入力しています。中身をしっかり把握できているので原始資料を見ずともその場ですべて答えることができました。

2回目の調査日には、製氷機、冷凍庫などの固定資産の台帳と実物の確認がありました。少額資産、対応年数の確認までありました。特に問題もなかったため、その日の帰り際に『今回はこれをもって終了とします。』と言われ正直ほっとしました。

指導事項として、売上伝票の通し番号、娘の給与のことなどがありましたが調査自体が是認(修正等なし)で終わり、良かったです。日常的な記帳と納税者の権利を学習して頭に入れておくことが大切だと痛感しました。
この会員さんのように、帳簿をきちんとつけて毅然と対応された方は是認か少額修正で終わっています。
税務署員には納税者の権利を強く主張し、毅然と対応しましょう!

事業者をつぶすインボイス延期を請願 市議会は聞く耳持たず継続審議

施行まであと3ヶ月に迫ってきた消費税「インボイス」制度。

長引くコロナ禍の影響に加え、急激な物価高騰、エネルギー高騰が私たち中小事業者の家計と事業経営を圧迫しています。そうした中、周知も全く不十分なまま、多くの問題を抱えるインボイスがこのまま導入されれば、私達の営業も生活も含め、街全体が壊されてしまします。

国に対してせめて「インボイスは延期」の意見書を「議会として提出してほしい」と広島民商では市議会議員と意見交換を行うなど働きかけを行ってきました。

県内では廿日市市をはじめ4自治体がインボイス実施延期の意見書を採択しています。政令市広島でも採択を目指し、議員提出の意見書提出を模索しましたが合意できず断念。

ならばと議会へ『請願』とかじを切り、趣旨を理解してくれた日本共産党の6議員が紹介議員となり、6月29日の総務委員会へ請願書を提出しました。

総務委員会で請願の趣旨を説明

総務委員会では、広島民商の石立大助事務局長が請願の趣旨を説明しました。

「インボイスの実施延期を求める」理由として、4年間コロナで苦しんできた多くの事業者は、急激な物価高騰でさらに厳しい状況にあること、

借金だけが増え続け、廃業を余儀なくする事業者が出続けており、地域経済を担う小規模事業者は存続の危機に瀕している実情を報告。

そうした中、目前に迫った10月からの消費税インボイス制度(適格請求書等保存方式)実施は、事業者に事務負担の増加を強いるとともに、インボイスを発行できない免税事業者は取引から排除される恐れがあり、負担に耐えられない個人事業主や農業従事者、フリーランス、文化事業者などが廃業の危機に追い込まれ、さらなる地域経済の衰退につながると訴えました。

消費税は預り金ではない

小規模事業者にとっては、消費税は消費者から預かっているという税金ではなく、単なる価格の一部であり、価格をいくらに決められるかは力関係によって決まります。

インボイス導入に関し、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、中小企業家同友会、日本税理士連合会、全国青色申告会総連合など多くの団体で、現状での実施に踏み切ることに懸念の声を上げています。

制度の周知が進んでおらず、当事者である事業者でさえインボイスを未だ「わからない」「知らない」事業者が多数を占めている現状の中、ましてや消費者には全く浸透しておらず、認識もまるで深まっていないことは明らかです。

市民益を守るのが自治体の責務

こうした状態でインボイス制度を強行することは大きな混乱を招くと同時に、コロナ禍、物価高騰の中、必死に営業と生活を続けようとしている事業者に致命的な打撃を与え、地域経済をさらに崩壊させる事態となることは明白です。

こうした状況を踏まえ、住民の暮らし、地域経済、地方行政にも深刻な打撃となるインボイス制度導入の延期の必要性を強く求めることを主張し、請願書を提出しました。

議会はまともにとりあわず

委員会では、この日5本出された請願はいずれもほぼ審議ないままに継続審議(事実上の棚上げ)

本会議では、インボイス延期の広島民商の意向を汲んだ内容で提出してくれた日本共産党の意見書は否決。反対した自民党議員からは、岸田首相のお膝元から国の制度に反対する案は出せないという声が出ていました。

自民党などの代替え案として、10月導入を円滑にするため、相談窓口の強化や費用助成、周知・広報強化などを盛り込んだ意見書が採択されました。小規模業者の実情やインボイス制度の複雑さ、周知の不十分さを理解しながらも、延期の声を上げられない政党とはいかなるものなのかと疑問を持ちます。
政党にとらわれず、市民生活を第一に考え、いい案には協力する議会運営を強く望む次第です。

インボイス制度の実施延期を訴える石立事務局長
請願趣旨説明の様子は広島民商のYouTubeチャンネルで視聴できますので是非ご覧ください。