~テーマは運動/ストレッチで筋力低下を痛感~
5月19日、三次民商婦人部は第3回の健康サポーター養成講座を、社会福祉保健センター研修室で行いました。
部員8名の参加で、広島医療生協の松田さん、山口さんに講師をしていただきました。
今回のテーマは「運動」で実践はストレッチを行いました。
講義では・・・
健康寿命を延ばすことが大切だと教えていただきました。
健康寿命とは、健康上の問題が無い状態で日常生活を送れる期間のことです。
平均寿命はこれに介護などの必要な期間を含んで言います。
介護に必要となった原因として、
1位 脳卒中
2位 認知症
3位 高齢による衰弱
現在の介護期間は
男性 約9.13年
女性 約12.68年
筋肉が弱くなったら転倒リスクは4.4倍になり、健康寿命は短くなります。
30歳以降、筋肉は驚くべきスピードで減っていき、70歳になる頃には20代の3分の2まで減少します。
30・40歳だから安心ではなく早いうちから始めるのが大事です。
また筋力トレーニングの効果は90歳でも得られます。
では安全で効果的に行うには、
①低回数頻度
②「しんどい」と感じる前にやめる
③体調の変化を感じ取るのが心得だと講義を受けました。
実践では・・・
手を挙げて30秒維持や、片足立ちでどれだけ保てるかなど、様々なストレッチを実践しました。
中でも片足立ちで1分維持できたのは3人で「日ごろの生活でも片足立ちをしてみようと思う」「いざチャレンジしてみると年相応に衰えていることにショック」などの感想が。
講義していただいた山口さんは「一般にはストレッチといっても、一部の身体だけを動かしている人が多い。
参加者の方の中には農作業やウォーキングをしている人がいますが、体全体を動かしているわけではないので、窓ふきなどの日常生活の中で意識することで、良い刺激になり年齢が高くても筋肉がつきます。また、片足立ちは1分はできるようになればいいですね」とアドバイスをしていただきました。