~インボイス・大企業優遇税制にも怒り~
福山民商法人部会は8月31日、法人会員の集団申告を行い、6月末決算の法人の3名が参加しました。
8月30日号の商工新聞を使って大企業の優遇税制について学習しました。上場企業上位20社で見るとコロナ禍でも前年より26%も利益を増やしていますが、税負担は優遇税制により法定実効税率を大きく下回り、グループ会社からの受取配当で1兆4千億円も利益を上げるソフトバンクG(株)は受取配当が利益から除かれるため法人税は0円。
「中小業者は赤字でも消費税を納めないといけないのに、たくさん儲ける大企業が法人税を払わないのは不公平」と参加者から怒りの声。「消費税のインボイス制度や優遇税制をやめさせよう」と話し合いました。
その後、税務署へ移動し各自が申告書を提出しました。今年6月に入会し、初めての法人決算に挑戦した自動車販売業者は「会計ソフトへの入力を教えてもらい自分でできた。
今まで税理士に任せていて税務署の場所も知らなかったけど、みんなと一緒に申告できたので良かった」と話しました。