国民健康保険料が払えない! 広島市より「財産差押予告書」

Aさんはコロナ禍で仕事の売上が昨年より下がり、令和2年分の国民健康保険料を払えていませんでした。
9月になって広島市より〝財産差押予告書〟が届きました。
内容には「少額分割納付中のため、財産調査を進めています。差押に適う財産を見つけ次第、差押を実行します。」と書かれていました。
驚いたAさんは、どうすればいいか民商へ相談しました。
まずはどういう状況なのか話を聞こうとAさんは、広島市の平和ビルにある収納対策部徴収第二課へ行って話を聞いたところ、現時点で約28万ほどの滞納があり、今期分の国保料も発生してくるため、それを考慮して12ヶ月で返済出来るような計画を求められました。
売掛金を差押られると信用問題で今後の仕事が出来なくなるため1週間の猶予を貰い、早速民商で経費や生活費の支払い状況を検討し、返済計画を作成ました。
1週間後に再びAさんは収納対策部徴収第二課で交渉を行いましたが、交渉の結果、自分たちで作成した返済計画通りに進めることが認められ、3月にまた話し合いをすることになりました。
Aさんからは「どうしたらよいかわからなかったので助かった。
これからは広島市から来た書類はこまめにチェックします」と話されていました。