~要求運動こそ民商の真骨頂! 相談活動を役員・会員中心に~
まだまだ続くコロナ禍ですが、広商連(県連)は県内民商の要求運動と相談活動を学び合い、共有しようと3ブロックに分けて要求運動交流会を企画。4月13日に北部三民商(三次・広島北・庄原)が集まり、三次民商を会場にして交流会を行いました。オンラインを含めて全体で23名、三次民商から6名が参加しました。
国重会長の開会あいさつのあと、各民商から今までの取り組みや今後の課題について大いに論議がありました。
国保要求運動部長は「三次民商はなんでも相談会を月2回に増やし、コロナ支援をサポートしている。支援を全会員に伝えきるのは大変だが、その時こそ班・支部の役員が先頭にたって行けば支援が広がるのではないかと思い、各支部が説明会を開催しています」と自らの経験を話し、山田要求運動副部長も「自分は税金相談員をしているので、自分の所属する支部の班会にはすべて出ました。そこで商売の状況を聞くことがあるので、支援金があることを伝えています」と語ります。
北民商の久村会長は「なかなか難しい申請なので、相談者には必ず学習会に参加してもらっている。参加者も多くなっている」と話され、庄原民商の松浦会長は「3月終わりからアドバイスができるような対応をしている。会員同士でお互い勉強するよう心がけているが、なかなか相談者が来ない」と苦慮している現状も話されました。
寺田県連事務局長は「要求運動を行きわたらせ民商を拡大するには民商ニュースが大きな力となっている。各民商、生き生きとした実名写真入りのニュースを作成していて、学び合うことが多い」とニュースがツールになることを話します。
山田副部長は「相談活動は思いやる心が無いと相手も心を開かない。お互い人間力を育てていくことが大事なのではないでしょうか」と話し、どれだけ相談の担い手を増やしていくかが今後の民商の運動に関わってくることを共有した有意義な交流会となりました。