府中民商では、インボイス制度の中止をもとめて、府中市議会へ要望書を提出しました。
事前に11月14日・15日に府中市議会の各会派の代表と懇談しました。
新型コロナ感染症の収束や景気回復が見通せない中で、来年10月からインボイス制度の実施が始まると、中小業者にとって大変な打撃をうける、業者だけでなくシルバー人材センターで働いている人、スーパーや「道の駅」で野菜などを販売している人達にも影響があることなどを話し、府中市民のくらしや営業を守るためにも「インボイス制度の実施中止を求める」意見書の提出に賛同してもらうよう働きかけました。
参加した役員は「農協や道の駅などのインボイスに対する対応はまだ定まっていない状況だと聞いている。インボイス制度は、頑張って農業をしている人の意欲をそぐことにもなりかねない」「建設業などで一人親方として独立し、これから頑張ろうとしている人たちもいるが課税業者になるかどうか迷っているという話も聞いている」「縫製業を営んでいるが、外注先の一人一人にインボイスの番号をとってもらうことはできない。消費税納税の負担が増えるか、廃業するかの選択になる」とそれぞれの現状を話し、賛同を求めました。
また、17日に行われた「議員と語る会」にも参加し、制度の中身を伝え、しっかり論議してもらうよう話しました。