新しい署名運動をスタート

〝引き下げのための財源は十分にある。運動を広げよう〟
ー三原市国保制度をよくする会ー
三原市国保制度をよくする会は、10月18日に第9回総会をリージョンプラザ南館で開催。23名が参加し、これまでの国保引き下げの運動に確信を深め、新しい国保引き下げ署名の運動について意思統一しました。主催者あいさつで藤井副会長(建交労)は「国保は社会保障制度と国保法に書いてあります。みなさんと国保引き下げの運動に取り組んできた。引き下げるための財源はある。運動を大きく広げよう」とあいさつしました。

署名が引き下げの力に
総会方針案の提案を行った寺田事務局長はこれまで8回の署名に取り組み、3万2793筆の署名を市長に届けてきた歴史に触れ、「三原市では令和6年度から国保税の大幅な引き上げが予想されています。広島県知事に向けた新しい国保引き下げ署名に取り組もう」と運動を提起しました。寺田元子市議からは「皆さんと運動し、10年前と比べると、一人当たりの国保税14000円、世帯平均では36000円の引き下げを勝ち取ってきました」と運動によって三原市の国保税を引き下げてきた成果を紹介。「令和6年度から広島県が示す標準保険料率に基づく税率となり、大幅な引き上げとなる可能性が示されています。引き下げの財源はあり、みなさんと署名を広げ、引き下げを実現させましょう」と呼びかけました。

3000筆を目標に
討論では、「スナックをしていますが、お客さんが来なくて大変。署名を広げたい」、「少年野球のコーチをしていますが、シングルマザーの方もいて、生活が大変な状況を聞いている。運動に協力したい」と運動の意義が受け止められました。署名運動の提案について、「2000筆の目標というのは少ないのではないか」と意見が出され、全体の総意で署名目標を3000筆へと引き上げました。兼森会計は「今回の署名は私たちは見慣れていますが、県内で一斉に運動を広げていこうという中身です。三原の運動が全県の国保税引き下げ運動をけん引しています」と訴え、西村会長は「みなさん、国保税高いですよね。運動によって払える国保税にご一緒にしていきましょう」と締めくくり、最後に参加者でガンバロウで決意を固め合いました。【訴え】活動費(500円)ご協力お願い致します。