自主記帳で経営伸ばそう

民商は「心のよりどころ」交流深め、役員がアドバイス

福山民商組織対策部会は14日、今年入会した45名の新会員を対象に歓迎会を開催し、新会員5名、役員・事務局8名、合計13名が参加。民商の活動に触れ、支部役員とつながりを作る機会になりました。みんなで学習して自主記帳を進める取り組みや仲間が支援して税務調査とたたかう取り組みなど、民商の活動を紹介する動画を視聴しました。新会員が商売の事や入会した経過を話しました。村岡さん=建設業・城南=は「インボイスを登録して初めて消費税を申告しないといけなくなり、相談するなら民商しかないと思い入会しました」と話しました。

民商に活気!女性の起業多数
藤川さん=スナック・北=は「経験もなく、お酒も飲めないけど自分のお店を持ちたいと思い、昨年オープンしました。民商に入っている知り合いも多く、事務所に行くと親身に対応してくれたので入って良かったと思いました」と話すと、「店舗改装の工事で行かせてもらいました。ありがとうございました」と役員の濱田さん=内装・西=。藤川さんはびっくりした様子で「その節はお世話になりました」と思いがけない再開に驚きと笑顔がこみあげました。看護師の仕事を定年退職した後、食品の移動販売を始めた妹尾さん=西=は「仕事場の同僚から紹介されて入会しました。今まで申告したことがなかったけど計算の仕方を教えてもらい無事申告できました」と笑顔で話しました。

商売について交流
食事をしながらお互いの商売について交流。役員の大成さん=エステ・北=が「売上が伸びても利益が出ないのはなぜか分からなかったが、民商に入り自分で記帳ができるうちに数字で理解できるようになってきた。私は民商のことを『心の拠り所』と思っています」と自身の経験を述べました。
妹尾さんは「周りにお店が少ない田舎で育ち、魚屋さんや豆腐屋さんが売りに来てくれて助かっていました。ただ販売するだけでなくお客さんに喜んでもらえる仕事がしたいと思いこの仕事を始めました」と商売を始めたきっかけ話し、商品のチラシをみんなに渡しました。
最後に藤井会長が「これから支部や民商の総会があるので参加して会員とのつながりを作り、商売に生かしてください」と呼びかけました。

部員の頑張りで歓迎会、大成功
歓迎会を成功させようと組織対策部役員さんが分担して新会員へ参加を呼びかけました。部員の松本さん=美容院・城東=は「もう一人じゃないよ、何かあったら民商に相談して」という手紙と色紙で作ったバラを準備して参加。細谷さん=エステ・北=は参加できませんでしたが、参加者に喜んでもらおうとお弁当やお茶、お菓子を準備してくれました。