『生命を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます』
9月8日(日)、東広島市にて広島県母親大会が開催され、現地参加300名、リモート参加100名、北民商からは6名が現地参加しました。
記念講演は「9条こそが人類を守る」と題して、国際ジャーナリストの伊藤千尋さんの講演がありました。憲法9条の重要性と平和の実現に向けた具体的な行動の呼び掛けがありました。また、コスタリカの国会議員の連続再選禁止や、女性議員の割合が49%(日本は10%以下)など、日本が見習わないといけないことが沢山ありました。ベルリンの壁は5人の若者の行動から崩壊までつながった事なども触れ、「世界に誇れる憲法9条は人類を守るものであり、世界中に広めることで平和が実現できる。平和を願う人々の力で社会を変えていくことができる」と力強いメッセージを送りました。
活動報告では、東広島の米軍施設の汚染水問題、パールハーバーとの姉妹公園で隠された実態、日鉄呉跡地の軍事拠点化問題、そして上安産廃処分場の盛り土問題と、それに立ち向かう地域住民の運動が報告されました。平和な世界で尊厳をもって生きるため、共に歩むことを確認し合いました。
参加者からの感想です。
・憲法9条の碑が国内に40か所にあり、スペインのカナリア諸島に憲法9条の碑がある「広島・長崎広場」がある事にビックリしました。絶対に憲法9条をなくしてはいけない。
・憲法9条柄の着物を着た素敵な女性を見たことを思い出しました。ベルリンの壁の5人の若者の話を聞き、いろいろな活動の方法があるのだと思いました。やはり戦争はよくない。
・呉市の日鉄跡地問題は、市民の声を無視して日鉄と市長・市議会だけで政府の戦争準備に加担している。呉は何度も空襲を受け、たくさんの人が亡くなり、戦後の住民投票で平和産業港湾都市に生まれ変わったはずなのに。政治家に勝手な事をさせないためにも、選挙に行かなければ。
・恒例のバザー会場では手作りの品物も販売され、買い物もみんなで楽しむことができました。