変わる働き方、変わらぬ想い設立から経営まで、民商で支援
従業員の安定雇用や事業拡大への期待を膨らませる山下さん(仮名)=建設業・東3=と、長年慣れ親しんだ個人事業主としての働き方からの変化に戸惑いながらも、仕事継続のために法人化を選択せざるを得なかった芝内さん=鳶土工・松永=。それぞれ異なる思いを胸に法人化という新たなステージへと足を踏み出そうとしています。民商では法人設立からその後の実務までサポートしています。
従業員と仕事の今後を考えて
「従業員には安心して長く働いてほしい。そのためには社会保険への加入は不可欠だと考えています」。そう語る山下さん。国民健康保険税の高さも長年の悩みでしたが、将来的な仕事の拡大も視野に入れ、法人化を決意しました。きっかけは、民商に確定申告の相談に訪れたことでした。「法人化のメリット・デメリットについて詳しく教えてほしい」と相談した山下さんに対し、事務局は丁寧に説明。「所得の高さが国保税の負担増につながっています。法人化以外にも、倒産防止共済などを活用することで経費計上ができ、所得税や国保税の節税も可能です」といったアドバイスに加え、法人化のメリット・デメリットを改めて説明しました(※商工ニュース3月17日号掲載)。最終的に、山下さんは今後の仕事の受注増や、従業員への社会保険加入を実現したいという思いから、法人設立を決断しました。「民商で教えてもらいながらネットで法人設立の手続きを進めています。社名や決算期、資本金など、必要な情報を打ち込むと書類が作成されるので簡単です」と、期待に胸を膨らませながら進めています。
仕事継続へ苦渋の選択
一方、複雑な思いを抱えながら法人化を選択した芝内さんは「長年、個人事業主としてやってきた。今更、法人化するのは気が進まない」と話します。元請けから『今後は法人との取引しか行わない』と法人化の選択を迫られました。仕事を通じての地域への貢献や従業員の事を考え、法人化する選択肢を選びました。書類の提出、従業員の社会保険料負担、そしてこれまで経験したことのない煩雑な事務作業の増加。「わからないことだらけで、正直、不安でいっぱい本当は法人化なんてしたくなかった」と、率直な気持ちを語ります。それでも、「今後も引き続き、民商に相談しながらなんとか仕事を続けていきたい」と切実な思いを民商に託します。
寄り添い、未来を拓く
民商は、法人設立の手続きはもちろんのこと、設立後の事務作業に関する不安にも向き合い、中小事業者が安心して事業と生活を送れるよう支援を続けていきます。



