民商に相談し、コロナ支援制度を活用


様々あるコロナ支援制度ですが、三次南支部の安成さん(内装工事)は三次市の「中小企業経営多角化・環境整備等支援事業補助金」を申請し、上限額50万円の交付が決定しました。
安成さんの事務所は三次市内から離れた志和地町にあり、従業員への材料等の受け渡し等が大幅なタイムロスになっていて、事務所も手狭になり密状態になりかけていました。新たな事務所兼資材置場を探して、三次市街地に近い場所を確保し、造成や設備などが必要となった時、知人業者から補助金の制度を知りました。
「少しでも補助金が出るなら」と、経理をしている奥さんが『施設設備費』で、自分なりに「事業計画書」を作成し、三次市に提出しました。

三次市から「これでは難しい。もっと具体的にどうコロナ対策と多角化が結びつくかが必要」と言われ、さっそく奥さんは民商に相談しました。事務局と今の状況とどう改善するかをわかりやすく作成し、再度提出。
9月1日に、三次市から交付決定通知書が届きました。
安成さんは「これで仕事もスムーズになり、コロナ対策もできる」と喜んでいました。

<三次市中小企業経営多角化・環境整備等支援事業補助金>

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内の中小業者に対して、経営の展開及び多角化、または新型コロナウイルス感染症防止のための事業所の環境整備などを目的とした設備等の新設もしくは改修に要する経費の一部を補助。

★補助対象費

 ●施設設備費=施工監理費、改修・改装工事、通信環境整備費、設計費

 ●管理運営費=備品等の購入

 ●広告費=チラシ・ホームページの作成、新聞・雑誌等への掲載料、新聞折り込み料

 ●事業費=インターネット登録料、講習会の受講料・テキスト代

★補助額

 ●補助対象経費の4分の3 上限額50万円

締切は令和4年2月28日