日帰り・一泊学習会 民商の歴史学び、運動の発展を

昨年は新型コロナの影響で毎年恒例の「一泊・日帰り学習会」が開催できませんでしたが、
緊急事態宣言の解除により、今年は開催することができました。
日々の民商運動を労い、改めて方針を深め、民商の歴史を学ぶ実りある取組になりました。

南支部
南支部は、10月23,24日に一泊学習会を行い5名が参加しました。
今年は島根県へ行き、神在月の出雲大社を参拝し商売繁盛、疫病退散を願いました。
夕方からの学習会では「インボイス制度」についての議論。
「始まっても特に問題ないのでは?」という意見に「インボイスを発行するには税務署に登録が必要。未登録の事業者と取引すると消費税を余分に払うことになるので取引が切られる可能性もあるし、登録すれば売上が1000万円なくても消費税の申告をしないといけなくなり、年間売上480万円の一人親方で17万円も消費税の負担を押し付けられる。インボイスは業者同士で消費税を押し付け合い、これまで仕事をしてきた仲間を分断する制度です」と事務局員が解説。「仕事がなくなって潰されるか、納税できなくて潰されるか、値引きして儲けが少なくなるか、中小業者にとって何も得することがないね。テレビで報道してないし知らない人に知らせて廃止させよう」とインボイスパンフと署名を持って会員訪問をしようと決まりました。翌日は、松江フォーゲルパークと一畑薬師をまわり無事帰路につきました。

幸千支部
10月23日、駅家公民館で学習会を行い会員、家族、事務局8名が参加。全商連70周年DVDを視聴した後に福山民商総会方針を読み合わせました。
自己紹介を兼ねて意見を出し合い、石川さん=製造業=は「はじめて参加しました。
コロナでみんなが大変な時なのに、役員さんに融資や給付の相談に乗ってもらい、本当に助かりました。
これからも出れるときには参加したいと思う」と話しました。
続けて全商連共済会の総会方針を読んで学習し、日頃取り組んでいる健診や、安静加療見舞金の請求など業者のいのちと健康を守る活動に理解を深めました。
翌週の30日、参加者はかに料理福山甲羅に結集。美味しいかにを食べて懇親しました。

城東支部
31日、城東支部は日帰り学習会を開催し、総会方針、インボイス制度を学習。議論し深めました。
方針を読み合わせ、今後の活動にどうつなげるかという議論で「毎月平日の日中に行っている会員訪問を夜や休日に行ってみてはどうか?」や「地域内の会外の飲食店に支部独自のグルめぐり訪問をして、コロナの支援金や困っていることはないか聞いて回ろう」など意見が出されました。