「一緒に立ち会ってくれて心強かった」社会保険料の差押え相談で入会

福山民商組織対策部会は13日、民商事務所で新会員歓迎会を開催。
新会員1名、役員・事務局7名、合計8名が参加しました。
部員の細谷恵子さん=エステ・北=、松本聖美さん==美容室・城東=はお菓子や飲み物を準備し、折り紙と手書きのメッセージを添えて新会員を迎えました。

インボスで負担増
民商の活動を紹介する動画を視聴した後、藤井賢次郎会長=不動産・幸千=が「インボイス制度の導入により、より事業者は頑張って働いても税金で持っていかれる。苦しい生活が続けば、業者が減少する可能性がある。インボイス制度をなくすために一緒に頑張りましょう」と挨拶しました。

入会の経緯
新会員の渡辺康弘さん=健康産業・城北=は「コロナで売上が激減し、社会保険料が払えなかった。
換価の猶予を申請していたが約束した金額が払えず、年金事務所から差し押さえの話も出てどうしたらいいかわからず民商に相談しました。支部の役員さんも年金事務所に一緒に行ってくれて心強かったです。その後、年金事務所も私の話を聞いてくれるようになったので本当によかった。これから私にできることがあったら協力していきたい」と入会の経過を話しました。
渡辺さんは父親の建設資材卸売業を継ぎましたが、今の健康食品や器具の販売に事業転換。
新川政夫副会長=機械塗装・北=が「特に社会保険料の徴収が厳しくなっている。払えないからと放っていたら差し押さえられるので、収支状況を把握して払える額で毎月納付することが大切」とアドバイス。他の役員から税務調査の経験も報告されました。参加者同士で名刺交換し、新川さんが「お父さんとは以前取引があったと思う」と意外なつながりも分かり、昔話で盛り上がりました。
最後に「いい風をつかんで回していこう」という想いで松本さんが作った風車の折り紙を持って記念撮影しました。