広島県連第53回定期総会

33年ぶりの会員増勢
消費税5%・インボイス中止目指し中小事業者で立ち上がろう
福山民商から15名が参加

広島県商工団体連合会(県連)は5日、広島市内で第53回定期総会を開き、代議員80名が参加(出席率86%)。33年ぶりの会員増勢で迎え、コロナ・物価高騰で苦しむ中小業者が立ち上がり、コロナ支援拡充、消費税5%への引き下げ、インボイス制度中止を目指す方針案を採択しました。福山民商から15名が参加しました。

活動の成果
加賀茂会長のあいさつに続き、寺田事務局長が相談活動の交流で月次支援金の不備ループを乗り越えるなどコロナ禍での要求解決に全力を挙げたことや、中小業者支援団体として広島県と個別会議を持ち施策の拡充を行ったこと、県連独自にインボイスのパンフを作成し学習を仲間を増やすために民商の魅力を深める交流会を行うなど33年ぶりに会員増勢を築いた活動を報告。集まって話し合う班・支部活動、会員訪問や連絡で一緒に商売を継続していくことや会員で5%増、読者で10%増の仲間増やしに挑戦する方針案を提案しました。

西濱会長の代表発言
6名が代表発言を行い福山民商の西濱会長は「1000名会員を回復できたのは役員や会員、事務局が何としても達成させようという意地を見せたから。維持し、対象業者比1割(1250名)という次の目標へ進んでいきたい」と福山民商の活動を紹介しました。方針案や決算・予算案が満場一致で採択され、活動の先頭に立つ役員も選出されました。20年間、常任理事を務めた西濱会長が今期で退任し「私が役員になってからずっと会員が後退してきたが、コロナで中小業者に寄り添って運動してきたので前進できていることが嬉しい。県連が大きくなるよう陰ながら応援させてもらいます」と挨拶しました。最後に団結ガンバローでこれからの奮闘を確認しました。