パソコン記帳が力に / コロナ支援制度の活用広がる


福山民商ではコロナ支援制度の申請で連日多くの会員が訪れています。「コロナ禍で誰一人とりのこさない」と掲げた方針を実践し多くの事業主に喜ばれています。

繊維事業者応援金
多治米町でブティックジルーナを経営している、城南支部の佐々木協子さんは、『福山市繊維関連事業者応援金』を申請し無事給付されました。佐々木さんはコロナの影響で外出の機会が減り、買い物に来てくれていたお客様が来なくなり売上が減少したため民商に相談しました。「パソコン記帳のおかげで売上の減少率がすぐにわかり、国や県の給付金に申し込みができた。福山市が繊維業者に応援金を出してくれることは知ら無かったので、教えてもらえて助かった」と話してくれました。

班会で学習
城東支部では感染拡大防止協力支援金の早期申請の学習会を開催し、6名が参加しました。
初めに、8月20日からまん延防止措置が適用され、早期申請でもらえる支援金額が25万円から61万円になったこと、19時まで可能だった酒やカラオケの提供が全面自粛になったことを事務局員が説明しました。
「まだ2期分が給付されていないので、早期で給付される金額が61万円になったことは本当に助かる、あとはちゃんと早期で給付してもらえたらいいな」と声が上がり、参加していた飲食店を営む髙木幹夫さん=城南=と広川ノリエさん=城東=の二人が早期申請をしました。また参加者からの質問で「すでに早期申請をしてしまっている場合は増額されないのか?」の質問に「25万円の時に申請した人も61万円振り込まれる。
すでに振り込みが完了している人にも後日差額が再び振り込まれると県は回答していますので、安心を」と答えました。地域の飲食店会員にもこのことを教えて、早期申請を呼びかけようと決まりました。

現金回らず困った
緒方貞子さん=東3=は広島県感染防止協力支援金の早期申請のため民商に訪れ、無事申請が完了し、「従業員の休業手当ても払ってあげたいので、申請できて本当に良かった」と笑顔で話してくれました。「支援金1期、2期の給付がとても遅い、2期はまだ振り込まれていないでので困っています。そこにきてまた休業・時短要請がかかり、現金が回らず困っている状態。従業員にも手当を出してあげたいけど、出すに出せない状況なのでなんとか早期申請が早く給付されることを願っています」と現在の状況も話してくれました。