第92回広島県中央メーデーに参加

多くの願いで一致して運動を
    インボイス廃止、消費税引き下げ訴える

5月1日(土)、今年もコロナ禍が続く中、メーデー集会が全国各地で開かれました。
広島市内で開かれた第92回広島県中央メーデーには、北民商から久村会長、横畑副会長ら5名が参加。自営業者も労働者も働きやすく、生活と権利が守られる社会の実現を望む思いは同じと、北民商三役も毎年可能な限り参加を続けています。また、集会の実行委員会を代表して、民商県連の加賀会長が開会あいさつ。インボイス廃止を求める運動への協力を県連の石立事務局長が訴えました。

石立県連事務局長は、「インボイス制度は一般の消費者には直接の影響がなく、制度の複雑さから理解を広めるのも難しい。しかし、もしインボイスが導入されれば、街は大きく様変わりする。中小業者が商売を続けられなくなり、地域経済は破壊されてしまう。地域経済を守り、雇用を守るためにも、労働者のみなさんもぜひ声を広げて欲しい」と訴えました。

集会ではこの他、県医療労働組合連合会(医労連)の浜さんが「コロナ禍でも差別や人手不足、賃金引下げも起きている。医療・介護の従事者が安心して精一杯働けるように、労働環境の改善を求めている」と報告されました。
3・13広島北集会にも実行委員会で参加した県労連の神部議長が、広島での参議院再選挙に触れ、「野党統一候補の宮口さんが勝利したことで、大規模買収事件やコロナ対策での自民党政治への厳しい審判が示された」と話し、「市民と野党が力を合わせれば、政治を変える大きな力になる」「核兵器禁止条約が発効された。日本政府に署名・批准を求めていく」事なども話されました。