「子供たちも安心して稽古ができる」


~民商と一緒に申請し、支給へ。道場維持の後押しに!~

三次支部畠敷班の会員、大野大悟郎さん(49才)は、お勤めの傍ら、空手道場を運営・指導してきました。
昨年からのコロナの影響で、大会をはじめ日常の稽古もできない状況になっていて、困っていた時に道場の先輩から民商を紹介してもらい入会。その後、『家賃支援給付金』などのコロナ支援や確定申告など、民商と一緒に行いながら、感染対策をして道場を続けてきました。
いまだ大きな大会が開けない状況が続き、道場に通う子供たちもモチベーションの低下や披露する場も無い分、新規入会が困難になっていました。
そこで大野さんは、三次市の『中小企業経営多角化・環境整備等支援事業補助金』があることを知り、低年齢の子供用の防具資金に充てようと、民商に相談。
経営をどう展開していくかなど、具体的な数字を示しながら計画書を作成。
8月18日に三次市に申請し、翌日の8月19日に補助金支給が決定され、通知書が届いたあと、防具を購入することができました。
新しい防具を着けて稽古に励む子供たちからは「新しい防具だ!」「すごい!」と喜びの声が。
このコロナ禍で大人たちだけでなく、子供たちも、あらゆる制限を受け、心と身体のケアが重要です。
「スポーツや文化を通した交流が地域には必要であり、特に子供たちが安心して心も身体も成長していく空手道場等が維持できる社会をみんなで支えていきたい」と大野さんは感想を寄せてくれました。