インボイス対策学習会/取り引き業者に「対策・学習は民商で」と

9月から順次開催しているインボイス対策「網の目」学習会の4回目を、10月3日(月)に安公民館でおこないました。
この日は、参加者の多かった相田・西支部や沼田支部など4支部から、これまでで最多の25名が参加し、制度への関心の高さが伺えました。

始めに伊村副会長(税金対策部)が「制度開始が近付いてきますが、登録も含め焦らないことです。
まずは制度について一緒に学びましょう」と訴えました。
講師は陶山事務局長が務め、
消費税と「インボイス制度」の仕組みについて、
個別の対応方法と考え方、
制度の問題点についての解説と中止の運動への訴えを話しました。

学習会の後半は質疑の時間でしたが、以前もあった「元請から番号を聞かれているが、登録しないといけないのか?」という質問や、「自分は外注を出しているが、相手に登録をしてもらわないといけないのか?」、「経過措置での8割控除の使い方は?」、「インボイス制度という新しい税金ができたと思った」などの質問が出されました。制度についてまだまだ知られていない様子も感じるとともに、「(免税業者がインボイス登録のために)課税業者になった場合、新たに利益の10%を納税しろと言われると苦しい」という言葉に、皆さん深くうなずいていました。

終わりに伊村副会長からの「なかなか分かりにくい制度なので、これからも学習していきましょう」というあいさつで学習会を終わりました。