民商での学び、困難を突破消費税170万円が無担保で分納に

「税務署での受け答えに自信をもてた」

高田さん(仮名)=東1・建設業=は消費税の換価の猶予の申請をしました。
民商でPC記帳をしている高田さんは「今期は前期よりも売上が大きく増えたな」と思いながら記帳を進めていました。
今期から消費税の課税事業者となった為、初めての消費税の申告書を作成しました。
「税額が170万円なんて一括ではとても納められない」算出された税額に驚き、すぐに民商へ相談。対応した事務局員は『換価の猶予』の申請を勧め、高田さんは申請をすることにしました。
後日、税務署で話し合いが行われ無事、換価の猶予の申請が決定。
高田さんから民商に感謝のお手紙が寄せられました。

高田さん(仮名)の手記
売上げに変動があり、会社を維持していくのは大変です。民商へ相談に行くとその場で心よく対応して下さり、換価の猶予の申請の手続きを教えて頂きました。わからない事も1から丁寧に教えて下さり、とても勉強になりました。申請書は決算書と一緒に提出をすることが出来ました。
数日後、税務署から電話があり「話を聞かせてください」との事でした。
すぐ民商に対応の仕方を聞くと「大丈夫ですよ、書類にきちんと記載しているし何かあったらいつでも連絡して」とやさしい言葉をかけてくれました。
民商で学習させて頂いたことを思い出し税務署へと向かいました。
税務署では提出した書類の確認を行い、職員から・今の状況・取引の内訳(売上・売掛金・買掛金)・お金の流れ(1ヶ月分の通帳をもとに)を質問されましたが民商で学んでいたので全て答える事が出来ました。学習したことが生かされる内容ばかりでした。
本来は担保が必要でしたが、提供できる担保がないことを伝えた結果、担保不要になったことは自分で意見を言う自信にもつながりました。民商は日々の記帳やどんな事にも対応して下さり、心の支えや一歩踏み出す勇気を頂きました。
最後は自分自身で決断し、換価の猶予の申請を受けたことによりたくさんのことを学びました。今回の経験は必ず今後に生かされると思います。もしつまづいても、時間がかかっても一つひとつ解決をしていくことの大切さを学ぶことが出来ました。