建築業のAさんは、5月の廿日市税務署での交渉で消費税の納付計画を変更し、6月から7月31日の間に45万円を支払う計画で支払いを続けていましたが、仕事の状況が厳しい中、これまでに3回に分けて17万円を支払ってきました。7月になって担当者が変わり、新担当者から残りの28万円を支払わないければ差し押さえすると言われました。
驚いたAさんは直ぐに税務署で新担当者と面談しましたが「全額入れなければ差し押さえる」と譲りませんでした。
困ったAさんは民商に相談。2度目の面談で権限のある上司に話をさせてほしいことや自分の商売の現状を切々と訴え、最終的に今月末に8万、来月下旬に20万支払うことで差し押さえを回避することが出来ました。
Aさんからは「民商のおかげで冷静に担当者と話すことが出来た」と言われていました。
現状、厳しい状況は続きますがAさんからは「アルバイトをしてでもあきらめないで絶対に完済する」と決意を新たにされていました。