法人申告書の書き方も学び合う〝繰越金の事も理解できた〟

三原民商では、法人でも個人でも仲間同士で教え合いながら自主計算・自主申告の運動を進めています。10月末に無事に法人決算を終えた婦人部副部長の片島ひろみさんは法人税の決算書の作成にも挑戦しました。

有限会社管工片島ひろみさん(造船関連)
片島さんはお姉さんから会社の経理を引き継いで3年目。「パソコンの入力は苦手なんです。日々の記帳は時間がかかります」と話す片島さん。自宅で日々のパソコン記帳に取り組み、決算を迎える10月は民商に通い、減価償却や消費税の計算など、決算を仕上げるために頑張りました。

法人申告書も教え合いながら
決算書ができ、「自主計算活動に磨きをかけるため、法人税の申告書も教え合いながら作ろう」と話し合い、9月に法人決算が終わった島谷副部長と法人税の申告学習会を開催しました。寺田事務局長は「法人も所得を計算しないといけない。赤字が出た場合の繰り越しなどの仕組みを学び合おう」と法人税の計算の仕組み、赤字が出た場合の繰り越しと次期の役員報酬の設定について解説。片島さんは「分かりやすく解説してもらったので、内容も理解できた。繰越金の説明も分かりやすかった」と話し、島谷さんは「決算が済んだらホッとするよね」と片島さんの労をねぎらい、一緒に税務署、市役所へ向かい、申告書の提出を終えました。