豊かな老後のために 終活・相続など学習

広島民商の今年度第7弾となる学習会を10月21日開催し、オンラインも含めて39人が参加しました。
今回は、金融経済教育推進機構の制度を利用し、ファイナンシャルプランナーの宮垣賀代さんを講師に招き「豊かな老後」を勝ち取るためのマネー戦略と終活のヒントについて学習しました。

セカンドライフは意外と長い!?
平均寿命からみると、定年後の自由時間(セカンドライフ)は、現役時代の労働時間とほぼ同じか、それ以上となります。この長いセカンドライフを有意義にするためには『①経済力』『②健康』『③生きがい』の3つを充実させる事が重要です。経済力を付けるには、資産が尽きるまでの期間である「資産寿命」をどう延ばすかがカギとなります。
運用益が非課税になるNISAなどを活用し「運用しながら計画的に資産を取り崩す」ことも有効な選択肢の一つです。例えば、60歳で1500万円の資産を保有し、70歳から年間80万円を取り崩す場合、運用しない(利回り0%)と資産寿命は87歳ですが、利回り2%(複利)で運用すれば99歳まで伸びる試算があります。

終活は今すぐ始めるべき?
認知症の有病率は年齢と共に高くなるため、早い段階から考え始めることが推奨されています。
終活で考えるべきは次の3点です
①医療・介護・生活費(認知症発症や要介護期間の生活のこと)
②資産(預貯金、保険、不動産など)
③死後事務手続(葬儀・埋葬、家財整理、各種解約など)
これらを、遺書やエンディングノート、遺言書など使い分けて残しておけば自分も遺族も安心です。
遺書やエンディングノートには、財産一覧、医療・介護の希望、デジタル遺品(ID/パスワード)など遺族が困らないように記録を残すことができます。遺言書は法的な効力を持ち、スムーズな相続に繋がります。
自分の想いを具体的に伝え、遺産分割の方法を指定できる遺言書を作成しておくことが有効です。

贈与・相続の知恵
贈与

「贈与」には、「暦年課税」と「相続時精算課税」の2種類があります。
贈与する側の年齢や資産の種類などを考慮し、有利な方を選びましょう。

相続
法定相続人の順位や法定相続分、遺留分など確認しながら、相続の基本的な流れを学習しました。
裁判所のデータによると、約78%の相続トラブルは遺産5000万円以下で起きています。トラブルにならないようにも、流れを踏まえた終活は大切となります。

危険な金融トラブルから身を守る!
最近、特殊詐欺で大金を失う人が多くあることから、SNSでの投資の誘いなどの詐欺事例も学習。「簡単に儲かる話はない」という大前提を心に留めて、大切な資産を失わないために、おかしいと感じた時の相談窓口も紹介していただきました。 参加した皆さんからは、いろんな知識が身に着いて良かったと大好評でした。

県内民商 広島県と個別会議

広島県内の民商の集合体である「広島県商工団体連合会(県連)」は広島県から中小業者支援団体に認定されています。県連として広島県と定期的に個別会議を行い、中小業者の実態を行政に伝え、支援の要望を出しています。
今回で7回目となる広島県との個別会議を10月8日(水)広島民商の4階会議室で行いました。
広島県からは商工労働局商工労働部の藤原総務課長ら4名、民商側からは県連の坂井哲史会長ら12名が参加しました(広島民商からは宮本・四郎田両副会長ら3名が参加)
県連の坂井哲史会長は、長期化する物価高騰、消費税インボイス制度導入など、現在中小業者を取り巻く厳しい現状を伝え、県としての適切な支援を訴えました。

県の経済情勢認識は現場と相違
藤原課長の『県の経済情勢については、日銀の発表などを基に緩やかな回復基調にある』との認識に対し、民商側からは『現場は物価高騰等の影響から命を削って商売をしている、緩やかな回復基調とはどの統計を見て判断出来るのか』と認識の相違に異議を唱えました。

柔軟な融資を
融資問題では、コロナ関連融資の返済猶予(条件変更)中であることや、既存の借入枠が上限に達していることを理由に多くの事業者が新規融資を断られている窮状を報告し、信用情報に関わらず300万円までを無条件で融資する「特別小口」制度の創設を強く要請しました。
県側は、国からの要請に基づき各金融機関に柔軟な対応を求めていると説明。県の制度融資には無担保・無保証人の「小口資金」など多様なメニューを紹介し活用を訴えました。
創業支援に関してはスタートアップサポートセンター等の相談窓口の案内がありましたが、緊急の資金繰りに窮する事業者への回答としては、論点のずれを指摘せざるを得ませんでした。
事業者からの切実な声を受け、県は提案された「特別小口」制度や要件緩和について「検討させていただきたい」と繰り返し回答し、国への要望も継続していく姿勢を示しました。

事業承継に向けた支援を
事業承継問題では、広島県の後継者不在率が57・6%と全国平均を上回る深刻な状況を報告。
今ある事業の価値を再評価し、その魅力を発信する「事業継続」支援こそが、結果的に後継者確保に繋がると主張し、事業者が廃業届を提出した際に、県が能動的にヒアリングを行い、保有する技術や機械の情報を収集し、後継者候補とのマッチングに繋げる仕組みを提案しました。
県側からは事業承継支援センターと連携したセミナー開催や専門家による個別サポート等の既存施策の説明があり、後継者不在および「技術の承継」が重要な課題であるとの認識は共有していると述べました。民商から提示された提案については、関係機関と連携しながら支援策を検討していく意向が示されました。

持続・成長に向けた支援策を
持続・成長に向けた支援策については「物価高騰の負担を直接的に軽減する支援策」「設備投資を前提としない直接的な賃上げ助成制度の創設」「インボイス制度の廃止、それまでの特例措置の延長」を要請しました。県側からは“支援策、助成制度については財源を確保した上で何が可能か検討する、インボイス制度については事業者の懸念は承知しており、知事会等を通じて円滑な制度運用と事業者への必要な支援を国に対し継続的に要望していくとの回答がありました。

今回民商から提起した要望事項については、次回の会議で具体的な進捗や成果を報告するよう求めました。 県側からは会議で出された意見を真摯に受け止めると表明。次回の会議では今回の要望に対し「何ができたか、何ができなかったか」を明確に回答したいと述べ、特に財源確保など年内に結論が出せるものについては、速やかに対応を検討する意向を示しました。
最後に、今後も中小企業の声を丁寧に聞き、施策に反映させていくことを約束いただきました。
民商ではこれからも引き続き中小業者の声を行政に届けていきたいと思います。

参加しやすい女性部へ!広島民商女性部第52回定期総会を開催

10月5日(日)、広島民商事務所で女性部第52回定期総会を開催し、代議員24名が参加しました。
前日の雨が嘘のように晴れわたり、暑いくらいの陽気に。「天気まで味方につけたね!」という声があがるほど、まさに女性部パワー全開の一日となりました。

 冒頭で島友香部長は「もっと気軽に参加できる女性部を目指して、役員会で何度も話し合ってきました。今年は『担当制』を試験的に導入し、たくさんの人に関わってもらえるようにしたい」と挨拶。
新しく始まる『担当制』は、①日帰りレク ②新年会 ③特別レク ④記帳などの学習会の4つに分かれ、地域ごとに担当を決めてSNSも活用しながら準備を進めていく仕組み。
「会議には出られないけどイベントを考えるのは好き」「署名なら集められる」「新年会にいいお店を知ってるよ!」といった声を拾いながら、みんなで楽しく作り上げていく予定です。全員に案内を送るので、手紙が届いたらぜひ読んでくださいね!

役員体制では、今年度は部長を置かず、役員交代制で運営していくこと、新事務局長に濱本智子事務局員が就任することが提案され、方針案・決算・予算と合わせて全員一致で承認されました。
最後のあいさつでは、KAPPA支部の山本美紀さんが「お米は一粒では食事にならないけど、たくさん集まればおむすびになります。できる人が、できる時に、できることを少しずつ出し合って、大きなおむすびのような女性部活動をしていきましょう」と話され、会場からは大きなうなずきと拍手が送られました。

総会の後は、おなじみ「キッチンまりちゃん」のお弁当で楽しく懇親会。「どの担当になろうかな?」と話し合ったり、近況を報告し合ったり、笑顔と笑い声があふれる時間になりました。

女性部女子サッカーレジーナ観戦で交流

9月27日(土)に女性部レクレーション企画「サンフレッチェ広島レジーナ観戦」を行い、大人20名と子ども10名の計30名が参加して大きな声援を送りました。日中はまだまだ暑く感じる日が続いていましたが、試合当日は開始時間が夕方4時からなのもあり、過ごしやすい天候でした。
通常の観覧席に加えて、ソファーやテーブルがあるパーティーテラスに世代を超えて集まった女性部のみなさん。スタジアムに来ることが初めてという方が多く、また昨年あまりの人気ぶりにチケットが取れず観戦ツアーを断念した経緯もあって、みなさん感激ひとしおです。
新スタジアムはどの座席からも眺めは良いですが、パーティーテラスは特にピッチ全体を見渡せる環境で迫力があるプレーを楽しむことができます。選手たちのプレーに大きな声援を送り、試合の合間には飲み物やお菓子を手にしながら和やかな雰囲気で普段とは違ったひとときを過ごしました。「選手が近く感じられるスタジアムでプレーを楽しめた」「応援に力が入った」など、子どもから大人まで観戦を楽しまれた様子でした。
今回の観戦を通じて、仲間との繋がりを一層感じられるとともに、スポーツの持つ力を改めて実感する機会となり、快晴の天気も加わって心に残る忘れられない一日となりました。
来年はどんな企画にするか今から楽しみです。
しっかり話し合って決めていきますので、女性部のみなさんのご意見をお待ちしています。

広島民商学習会第6弾 生成AIで業務改善

最近話題のAI。言葉は聞いていても実際にどんな事に使えるのか分からない!そんな声に応えて、今月の学習会は9月17日に『生成AI』をテーマに実施。リコージャパン株式会社によるオンライン講座として開催し、リアル・オンライン含めて40名が参加しました。

 AIとはどんなものなのか?どう使うのか?など基本的な事から、実際に業務のどのような場面で使われているのかなど実例を交えて学習していきました。
AIの主目的は業務改善・品質向上、生産性の底上げです。AIで削減された工数を新たな業務や新規事業に振り向けることで、売上拡大に貢献できます。

まずは、業務の可視化・人材育成から始め、「文書の電子化」を経て、「ChatGPT」
「Copilit コパイロット」のような個人業務向けAIの活用、「社内文書の有効活用」、そして「特定の業務へのAI適用」へと進むのが効果的です。

AIは全ての業務に使える!?
AIには得意・不得意があり、人間の判断を100%代替できるわけではないため、対象業務を見極める必要があります。

AIの得意な業務とは!?
情報検索、メールや文書の作成・添削、要約、アイデア出し(壁打ち)、エクセル関数の提案、プログラミング支援など多岐にわたります。文書作成やアイデア出しに活用し、業務時間を短縮できます。
例えば、こうした学習会を開催する際にも、「学習会の表題を考える」「内容をまとめる」「文章の校正をする」などで活用できます。また、「どんな質問が出そうか?」をいくつか挙げて貰った上で、あらかじめ資料に反映させるなどの準備も可能となります。

AI活用の注意点
汎用AIの問題として「ハルシネーション(もっともらしい嘘をつくこと)」や「社内機密情報への対応不可」という弱点があります。社内情報は一般には出回っていないため、一般的なAIに質問しても回答は出てきません。かといって、社内情報を蓄積し学習させると、その情報が外部に漏れるのでは?という懸念も出てきます。
例えば、社内で作成した顧客リストなどをAIが学習してしまうと、オープンに検索できるようになるのでは?等、情報漏えいの心配が付きまといます。
こうしたリスクを無くす独自の生成AI「RICHO Chatbot Service 生成AIチャット from 社内ナレッジ」で、社内の情報を安全に蓄積し、効率よく利用できるサービスも提供していますとリコーのPRもありました。是非参考にしてみてください。
見逃したという方は事務局までご連絡ください。URLを案内します。

よく使われているAI
ChatGPT
誰でも簡単に使えるチャット形式のUI、高い精度、無料または低価格で利用できるため、爆発的に普及。情報検索、メールや文書の作成・添削、要約、アイデア出し(壁打ち)、Excel関数の提案、プログラミング支援など。効果的に活用するには、質問(プロンプト)の仕方が重要であり、「文脈/意図を伝える」「条件/制約を明示する」などの工夫が必要です。

Microsoft 365 Copilot
Word, Excel, PowerPoint, Teams, OutlookなどMicrosoft 365の各サービスと連携し、会議の要約、文書の下書き作成、プレゼンテーション準備、データ分析、メール作成などをサポートし、個人一人ひとりの生産性を向上させます。

AIとは
人間の脳が普段行っているさまざまな知的活動を、コンピューターでも同じように再現しようとする技術のこと。自動車の自動運転や音声アシスタント、お掃除ロボット、顔認証システムなど。

機械学習とは
AIに大量のデータを読み込ませて背景にあるルールやパターンを学習させ、その成果に基づいて未知のデータを予測・判断できるようにした技術

ディープランニングとは
従来の機械学習との違いは、「データの判別に必要な情報を、人間が事前に指定しなくてもAIが自動で抽出できる」ようになった点であり、人力での特徴量の指定が難しかったテキストや画像、音声といった非構造化データも、AIで取り扱えるようになった。

青年部ナイトゴルフで交流

青年部では、仲間同士のつながりと青年部の良さを知ってもらおう!と、9月14日(日)16時から、東広島カントリークラブでナイトゴルフ大会を開催し、20名が参加しました。

最初に佐竹亮次部長から「今回は会員外の方も参加してもらっています。広島民商では税金、労働保険、各種許認可、融資等いろんな事をサポートしています。今日は民商の雰囲気を知ってもらい、しっかり交流して是非入会を!」と民商アピールの開会挨拶でスタートします。

参加者はそれぞれ業種や名前を自己紹介した後に、役員の佐々木恭平さんがルール説明を行いプレーを開始しました。暑さを考慮した初めてのナイトゴルフ。参加者も多少戸惑いながらもしっかりプレーし交流を深めていきます。

終了後は、初対面でしたが同じ組になった人たちは、同業種や同い年などの共通項で参加者同士で交流が生まれ、後日食事の約束をしていた方も。 「当日入会」には至りませんでしたが、広島民商のチラシや名刺をお土産で持って帰ってもらいました。夜のゴルフという事で、成績発表は翌日となりましたが、優勝者にはディズニーランドのペアチケットなど豪華な賞品も贈られました。時間が遅く終了しましたが、終わった後、参加会員のお店で二次会も開催された模様です。

広島民商学習会第5弾 介護保険制度について

広島民商学習会第5弾として、8月26日に「介護保険」について学習し、オンラインも含め31名が参加しました。講師には「介護保障を求める広島の会」「広島市社会保障推進協議会」の代表委員の大畠順一さんをお招きしました。

介護保険制度とは
介護保険制度は、高齢化や核家族化の進行などを背景に、介護を社会全体で支えることを目的として平成12年に創設されました。現在では、約690万人の方が要介護・要支援認定を受けています。

介護保険の対象者
介護保険の対象は40歳以上となっています。加齢によって生じる介護状態に対応する制度という考えに基づいて年齢により条件が区分されています。

★40歳から64歳までの方
国が定める特定疾病(脳梗塞、脳出血などの脳血管障害、関節リウマチ、若年性認知症など)が原因で介護が必要になった場合にのみ利用できます。交通事故など、特定疾病以外の原因では利用できません。

★65歳以上の方
原因を問わず(交通事故なども含む)、介護が必要な状態になれば介護保険サービスを利用できます。

介護が必要になった際の相談先
★地域包括支援センター
広島市では中学校区に1箇所設置されており、最初に相談する場所として推奨されます。

★病院の医療ソーシャルワーカー
ベッド数100床以上の比較的大きな病院に常駐しています。介護保険の申請手続きや、転院先、介護施設の情報提供や助言を行います。

利用のための手続き
介護保険サービスを利用するには、
①要介護認定の申請
②主治医意見書
③市の職員による認定調査
④認定審査会での審査
を経て、約1カ月後に要介護度の認定結果が通知されます。
介護の必要度に応じて7段階に区分されます。

認定結果に納得できない場合、不服審査請求を行うか、再度認定調査(再申請)を受けることができます。再申請の方が手続きが早く進む傾向です。再申請の際は、日頃の困りごとや現状を正確に伝えることが重要です。

利用できる主な介護サービス
ケアマネージャーが作成するケアプラン(介護サービス利用計画)に沿って、在宅サービス、通所介護(デイサービス)、短期入所生活介護(ショートステイ)などが利用できます。要介護度によって利用できるサービスが異なります。また、手すりの設置や段差の解消など住宅改修費用も介護保険で一部賄えます。

介護施設の種類(主な4種類)
★特別養護老人ホーム(特養):比較的費用が安価な介護施設。
★介護老人保健施設:リハビリテーションを通じて在宅 復帰を目指す施設。
★介護医療院:医療的ケアが必要な方が入所する 施設。
★認知症グループホーム:認知症の方々が少人数で共同生活 を送る共同住居。
その他、費用が高めの有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などもあります。

費用負担
自己負担割合は原則1割負担ですが、所得に応じて2割または3割負担となる場合があります。利用者の約8割は1割負担です。

介護保険制度の現状と今後の課題
現在の介護保険制度は、様々な課題を抱えています。
2024年には全国で784件の介護事業所が倒産・廃業しており、過去10年間で大幅に増加しています。これは、国が定める介護報酬の引き下げが大きな原因の一つです。
また、介護職の平均賃金の低さ(一般職より7万円低い)から介護人材の不足も問題となっています。
その上、政府は私たちにとって「三大改悪案」とも言える改悪を実施しようとしています。
それが「①ケアマネージャー費用の有料化」「②自己負担割合2割対象者の拡大」「③要介護1・2のサービスを国の制度から自治体事業へ移行」の3つです。

こうした改悪は、現在でも倒産が多い介護の現場を「崩壊」に追い込むと懸念されています。
現在、社会保障推進協議会などでは、国の予算を軍事費よりも福祉に回し、介護サービスの拡充・介護従事者の処遇改善を求める署名活動も行っています。
皆さんも是非署名にご協力下さい。

県内各地で無料相談会開催中!

民商では、自営業・中小業者の仲間が集まりチカラを合わせて商売と暮らしの向上を目指します。
一人で悩まず、まずは民商にご相談ください!


広島民商地域
広島民商事務所:平日10:00~17:00
広島市中区八丁堀2-3

東広島事務所:毎週火曜日 10:00~17:00
東広島市西条町御薗宇1605-2

広島北民商地域
広島北民商事務所:平日10:00~17:00
広島市安佐南区緑井6-12-10
安芸民商地域
東 区:3月7日(土)19:00~21:00 福木集会所(福木小学校前)
府中町:3月8日(日)10:00~14:00 安芸民商事務所
相談は事前に予約をお願いします
安芸民商事務所:平日10:00〜17:00
安芸郡府中町浜田3-3-17
電話:082-581-2665
西部民商地域
西部民商事務所:平日10:00〜17:00
毎月第2、第4日曜日 13:00~16:00
広島市佐伯区五日市中央7-10-29
38()13:0016:00
廿日市市・あいプラザ(廿日市市新宮1丁目13-1

福山民商地域
福山民商事務所:平日10:00~17:00
広島県福山市花園町2-1-26

府中民商地域
府中民商事務所:平日10:00~17:00
府中市元町451-1
3月7日(土)14~16時 府中民商

尾道民商地域
尾道民商事務所:平日10:00~17:00
尾道市天満町8-15
受付時間13:30~15:00

竹原民商地域
竹原民商事務所:平日10:00~17:00
竹原市中央3-6-10

庄原民商地域
庄原民商事務所:平日10:00~17:00
庄原市新庄町131-3
三原民商
三原民商 :平日10:00~17:00
三原市皆実4丁目19-1
3月8日(日)10:00~12:00
三次民商
三次民商 :平日10:00~17:00
三次市十日市東3丁目10-1
3月8日(日)朝9~12時 高田事務所(安芸高田市吉田町多治比534)

補助金とは? 知っておきたい基本と重要性

広島民商では、中小企業が直面する様々な経営課題を解決するための学習会に力を入れています。
今年度の学習会第4弾として、7月23日、梅木雄司氏(株式会社広島企業サポーター代表・中小企業診断士・行政書士)を講師に迎え「補助金」について学習。オンラインも含め31名が参加しました。 

補助金とは!?
補助金は、事業に必要な設備投資や広告宣伝、改修工事などに対し、国や地方自治体が費用の一部(多くは2分の1、又は3分の2)を補助する制度です。梅木氏は、補助金を活用するかしないかで、会社の手元に残る資金が100万円、200万円、場合によっては1000万円以上も変わってくると強調し、その重要性を訴えました。

助成金との違い
「助成金」は主に雇用保険を財源とし、人材に関する施策(正規社員の雇用、シングルマザーの雇用、就業環境整備など)に活用。要件を満たせば原則受給できます。

「補助金」はより幅広い事業分野(設備投資、販路開拓、新事業進出など)に活用でき、従業員のいない個人事業主でも利用可能なものもある。ただし、申請には審査があり、必ずしも受給できるとは限りません。

補助金申請の流れ

 事業計画の策定
   ↓
 電子申請システムで提出
   ↓
 審査・採択決定
   ↓
 交付申請
  ↓
 交付決定

を経て、ようやく事業(投資)を開始できます。機器の発注や投資は、この「交付決定」の後でなければ補助金対象外となるので注意が必要です。その後さらに、実績報告、確定検査を経て、補助金が振り込まれます。補助金は後払いのため、事業者はまず全額を自己資金で支払い、その後に補助金が支給されます。入金までには半年から1年、場合によってはそれ以上かかることもあるため、キャッシュフローの確保が必須です。

補助金を上手に活用するには
①元々計画していた投資に使う、半年~1年先に購入予定だったものに活用することで、手元資金を効果的に残す。

②費用対効果を考えた上で、使う補助金がなくても利益が見込める事業に使う。SWOT分析(自社の強み・弱み、外部の機会・脅威)などを活用し、客観的なデータに基づいて事業計画を立てる。

③目標達成に必要な挑戦のために使うリスクが高い新しい事業への進出などに活用し、補助金でリスクを軽減しながら挑戦する。

これから計画している事業に合った補助金があれば、挑戦を後押しする強力な経営ツールとなります。タイミングも重要となるので、どんな補助金があるか積極的に情報収集する事が大切と話されました。補助金情報は、SNSやJ-NET21のようなポータルサイト等で収集できます。

申請は大変!?
補助金申請は、A4用紙で8枚程度の事業計画書作成や、難解な公募要領の読解、使いにくい電子申請システムなど、申請自体が大変です。審査員に「刺さる」計画書を作成するのも重要な要素と話されました。時間や能力をかけずに確実に進めたい場合は、有料になりますが専門家への依頼も有効な選択肢です。梅木さんの公式LINEアカウントでも情報発信しているそうなので興味のある方は登録しておきましょう。参加した皆さんからは、「補助金」の事がよく分かったと大好評でした。

国保は社会保障!安心して暮らせる制度を求め広島市と懇談

広島民商も加盟する広島市社会保障推進協議会(以下 ・ 社保協)は7月8日、市健康福祉局・保険年金課と、左記5点について制度改善を求め要請行動と懇談を行いました。 社保協からは市内民商をはじめ保険医協会、医療生協、民医連など各団体と日本共産党市議団から大西理、中村孝江、藤本聡3名の市会議員を含め21名が参加して行いました。広島市からは保険年金課の辻下光晴課長ほか7名が応対しました。

主な要請項目は5つです。
①保険料を支払うと生活保護基準を下回る(下図参照)など、高すぎる保険料は生活を圧迫している事態を改善すること、
②期限切れなど混乱が予想されるマイナ保険証は所持の有無に関係なく、全加入者に資格証明書を一律に送付すること、
③国保の県統一化は更なる保険料の引き上げにつながるため見直すこと、
④保険料減免・一部負担金減免が制度として機能していない事態を改善すること、
⑤貧困を原因とした受診抑制が手遅れ事例を起こしていることを認識し改善することを要望しました。

財政的に構造的矛盾(無職、低収入、高齢者)を抱える国保制度において高すぎる保険料賦課は市民生活に重大な影響を与えています。事前に広島市から提出してもらったデータによると、国保加入世帯のうち約15%が滞納しており、滞納世帯のうち23%が差し押さえを受けています。また、滞納世帯の内訳は、所得100万円未満が全体の約60%を占め、200万未満まで広げた場合80%を超えており、払いたくても払えない実態が浮かび上がっています。
さらに、保険料の減免が承認された世帯は全体のわずか1・8%、滞納世帯数でみても13%しか適用されておらず、病院窓口一部負担金の減免はゼロという驚くべき数字となっています。

市社保協の要請に対し辻下保険年金課長は、国保が構造的な矛盾を抱えていることは認識しているとしながら、保険料については「一般会計からの繰り入れなどで、負担が急激に上昇しないようにしている」、「支払いが困難な場合は、相談してもらえれば減免制度や生活困窮者自立支援制度、生活保護制度に繋ぐなど対応している」「県や国に対し財政支援の一層の拡充を要望していく」と回答。
また、減免制度は「災害や失業など特別な事情な方への一時的な救済措置であるというのが国の見解」、県統一化についても、県の示す保険料は現状の推計では上がる方向になるだろうとしながらも、令和12年度から17年度に向けて県内統一を目指すと要望には背を向ける回答に終始しました。

参加者のソーシャルワーカーからは、高すぎる保険料や一部負担金などが原因で、受診が遅れて深刻な事態に陥る『手遅れ事例』について具体的事例をあげ告発。市が『手遅れ事例』を調査・把握していないことも判明しました。

また、昨年12月より従来の保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証が基本となったことで、マイナンバーカードの有効期限切れによる保険適用外となる事態で混乱が予想されることから資格確認書の一律送付を要望。

市側は「有効期限後も3ヶ月間は利用可能であり、期間が切れれば資格確認書を送付すること。また、オンライン資格確認ができなかった場合でも、資格情報のお知らせやマイナポータル画面による確認、過去の受診履歴からの把握、被保険者資格申立書などにより保険適用を受けられる仕組みがあると説明し、国の規定に基づき一律交付は行わない」と回答しました。

参加者からは「国保は『いのち』の問題。お金がないことで失われる命が無いようにしてほしい」「国や県の動向に追随するだけでなく、市民の立場に立って独自の判断と対策を講じてほしい」など広島市に国や県の方針に固執せず、市民の立場に立ったより積極的な対応を求めました。

最後に、全国で調査を行っている民医連の村田さんは市の無責任で消極的な姿勢に懸念を示し「調査結果を受け止め、市民の命を守るための具体的な対策を講じてほしい」と強く要望し終了しました。引き続き要望を続けていきます。